丹沢山地の大山にハイキング

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  神奈川県伊勢原市の大山にハイキングに行きました。

   

 大山は、丹沢山地の東にある標高1,252メートルの山です。昔から山岳信仰の対象だったようです。そのせいか、大山阿夫利神社や大山寺など沢山の神社仏閣があります。そのせいか山道も整備されておりハイキングにぴったりです。

 

こま参道に向かって

  まず、小田急線の伊勢原市からバスに乗って「大山ケーブル」バス停まで移動します。バスは20分に一本くらいあり便利です。バスに乗って大山ケーブルまでは20分くらい。伊勢原市の街の様子を楽しんでいるとあっという間に着きます。

  バス停の大山ケーブルから、大山ケーブルの駅までは徒歩で15分程こま参道を登ります。こま参道の坂は結構急で、これを登るだけで十分運動した気分になれます。

 

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小田急 伊勢原駅前には大山阿夫利神社の大きな鳥居。

 

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バスに乗ってノンビリと大山ケーブルを目指します。

 

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バスの終着、大山ケーブルバス停に着くと、ここからこま参道が始まります。ここから大山ケーブル駅までは徒歩15分。

 

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こま参道には小さなおみやげ屋さんだけでなく、立派なレストランもあります。

 

大山ケーブル

   大山ケーブルの駅は3つ。大山ケーブル駅、大山寺駅、大山阿夫利神社駅。一番下から上まで乗って6分ほどです。また20分に一本の頻度で走っています。

   ケーブルカーに乗り込む時は、一番下の席に座るのがおススメ。眼下に広がる山々の景色を楽しむことができます。

 

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いよいよケーブルカーが出発。駅員さんがずっと見送ってくれていました。

 

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大山駅でケーブルカーは上りと下りがすれ違います。大山駅には上り・下りホームを渡る陸橋もあり、絶好の撮影スポットです。

 

大山阿夫利神社

  ケーブルカーの大山阿夫利神社駅から大山阿夫利神社の本殿までは徒歩5分ほど。ただし、登り階段がありますので、良い運動になります。途中売店やレストランもあるので、良い休憩場所になります。

   大山阿夫利神社はザッと見るだけならば30分ほどで見ることができます。

   見終わったらケーブルカーに戻って大山寺駅に向かいます。

 

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大山阿夫利神社の近くの土産物屋さん。大きくて色々な食べ物も売っています。

 

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土産物屋さんから大山阿夫利神社の本殿までは長い階段を上ります。普段運動不足だとつらいかも。

 

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本殿からは、相模湾が見渡せる絶景。

 

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本殿の周りには妙に可愛い彫刻がありました。

 

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本殿。

 

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本殿横には川越の人が寄進した彫刻。本殿は紅葉がたくさんあり、紅葉の季節に来ると絶景の予感がします。

 

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築地市場が寄進したのか、石柱に名前がありました。

 

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大山阿夫利神社の辺りは「熊出没注意」の山中です。


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戻りのケーブルカーには既に子供が乗り込んでいて、ワクワクしています。

 

大山寺

  大山寺は、高幡山金剛寺、成田山新勝寺と共に関東の三大不動と呼ばれる有名なお寺。

  ケーブルカーの大山寺駅は改札もない無人駅。中間駅で上りにも下にも線路があるため、ケーブルカーを撮影するには絶好のスポットです。

  駅から大山駅までは雰囲気のある石灯籠が並んだ小道を5分ほど歩きます。この道に面白い羅漢像が並んでいてこれを眺めて歩くと楽しい。大山寺では羅漢像の寄進を受け付けていて、自分で彫った羅漢像を納めることができるようです。

   大山寺は30分ほどで見ることができます。私は三百円を払ってかわらけ投げをしました。かわらけは土を焼いた小さな皿のようなものです。崖下に的となる環がありそれをめがけて投げます。投げたかわらけは大きくカーブしていくので、全然的外れなところに飛んでいきました。

 

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ケーブルカー大山寺駅から本殿までは石灯籠の並ぶ小道を進みます。


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途中個性豊かな羅漢像が並ぶ。


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苔むした羅漢像はそれなりに趣がある。


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右の羅漢像はウクレレを弾いている。こんなのもアリな様子。

 

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大山寺の本殿。


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大山寺の正面階段はとても急だか、紅葉が茂っていて気持ちの良い風景になっています。

 

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大山寺駅で上からケーブルカーが降りて来るのを待ちます。

 

 

帰宅

   ケーブルカーの大山寺駅からまたケーブルカーに乗り、大山ケーブル駅まで下り、参道を抜けてバスに乗って小田急伊勢原駅に戻り、帰宅しました。

 

 

まとめ

   大山にハイキングに行きました。

   バスに乗ってケーブルカーに乗ってで、参道以外は殆ど歩いていないのですが、私にとっては良い運動をした気分になりました。大山阿夫利神社・大山寺ともに有名な場所だけあって立派な建物でした。

   今回は、大山寺の羅漢像が自由すぎて、とても楽しかった。

 

 

おまけ

  大山では豆腐が有名です。昔から参拝客が多く、彼らに精進料理として振舞っていたのが由来のようです。山を登ってきて疲れている参拝客に精のつくものをということだと思います。そこで、肉や魚、うなぎといった生臭ものではなくて豆腐を振る舞ったところに、大山の山岳信仰の真面目さを感じます。