他人のプログラミングで1ステップづつ実行する人、エラーの自己修復は可能か?

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  仕事ができない人は大雑把な指示では動くことができない。彼・彼女らを働かせるためには、仕事を細かく具体的に指示することになる。Aさんのところに行ってXの情報をもらって、Yのエクセルに記載して、それをZさんに送って、という具合に。

 

  こういう人があなたの職場にいませんか?

 

   この手の人は退化していきます。

  プログラミングのように具体的に仕事を指示されると、プログラムのような行動を取るようになります。些細なトラブルで仕事が止まります。Aさんに情報をもらうと言われたが、Aさんは出張でいなかった。それだけで仕事が止まります。他の人に情報をもらうといった工夫はできません。“Device not found”。エラーメッセージをだして動作をやめます。なぜ他の人に情報をもらわないの?そう問うても、「だってAさんがいないのです」(Device not found)とエラーメッセージを発するだけです。

  また、本人が次第に拗ねた態度を取るようになります。「差別されている」「チームメンバーが悪い」「こんな会社はダメだよね」そういった言動をするようになる。プログラム的な具体的な指示に従い行動する人が、そのプログラミングをした周囲に不平をいうのはある意味合理的です。その理にすがって拗ねた態度を正当化していきます。

 

  元記事のブックマークに、この手の人ができる人間になるための提案が欲しい、というコメントがありました。そんなアイデアがあったら私も知りたい。彼・彼女らは次の無限ループを繰り返している。このループから脱出するBreak文を設定するアイデアをみんなが求めている。

  1. 裁量のある創造性を必要とする仕事ができない
  2. プログラムのようなワンステップずつ具体的な作業が指示されるようになる
  3. どこかのステップで指示が実行できないとエラーメッセージを出して仕事を止める
  4. プログラミングが悪いと不平を言うようになる
  5. ますます仕事ができなくなり、上記1に戻る。