はじめに
お盆休みに沖縄県の宮古島に行ってきました。トップシーズンに海の島に旅行するのは財布に厳しいですが、かなり楽しかったです。行ってよかった。今回の旅行ではレンタカーで宮古島を走り回り、結局走行距離290Kmになりました。よく走ったものです。
これまで沖縄本島には4回行ったことがあり、石垣島には2回、竹富島には1回行ったのですが、宮古島は今回が初めてです。沖縄本島と比べて宮古島はビーチが綺麗なことと、レストランやカフェがお洒落なことが印象的です。
三泊四日の旅を時間順に記録を残していきます。
宮古島とは
宮古島は沖縄本島の西290kmにある島で、大きさは159キロヘーホーメートル、島を一周すると110kmの大きな島です。平良(ひらら)地区はレストランやショップが集まった繁華街で、不便な思いをすることはありません。
宮古島には殆ど川が無く湧き水を水源としており、川からの土砂が海に流れ込まないため海の透明度がとても高い。
出発前日
翌日は宮古島への旅行なのに、台風が沖縄に接近中。ANAからは明日のフライトは怪しいと運航注意情報が出ました。
しかし、今回はANAの旅作で旅のプランを作っていたため、フライトのキャンセルとホテル・レンタカーのキャンセルが連動していて安心でした。フライト前日に運航が怪しいと発表があった時点でキャンセルすれば、飛行機・ホテル・レンタカーをキャンセル料なく解約できるとの連絡もありました。一方、このままキャンセルしなくても、もし明日飛行機が飛ばない場合はキャンセル料無しで飛行機・ホテル・レンタカーが解約となるため、このままキャンセルせずに明日を待つことにしました。
荷造りを始めると俄然翌日に南の島にいることが楽しみになってきました。水着、ビーチサンダル、着替え、カメラ、免許証、クレジットカードがあればOK。簡単です。
1日目
羽田空港
朝起きて早速台風情報をチェック。進みの遅い台風14号(ヤギ)は、まだまだ宮古島から遠く南にいます。ANAのホームページでは昨日出ていた運航注意情報が消えていてどうやら飛行機は飛びそうです。
家を出て羽田空港に到着すると、お盆シーズンだけあって結構混んでいます。
荷物を預けるため、手荷物カウンターへ向かいます。なんとANAの手荷物カウンターはセルフになっていました。ボックスに荷物を置いて、航空券の二次元バーコードを読ませて機械に飛行機の便名を確認させると、ボックスが閉じて機械が荷物のチェックを行います。チェックが終わると荷物タグが出てきて、ボックスも開くので自分でタグを荷物につけます。タグをつけ終わったら機械を操作すると、再びボックスが閉じて荷物を預ける作業が終了となります。
以前からも荷物タグをセルフでつけさせる試みをANAはやっていました。ただ、タグのシールの台紙を剥がすことが難しく、結局係りの人がやっていました。しかし、今回のタグは台紙を剥がす必要がなく、ほとんどの人がセルフでできていました。
ただし、機械の操作には皆戸惑っていて、荷物を預ける列が進むのに時間がかかりました。
荷物を預けたら後は空港ラウンジでゆっくりするだけです。朝のラウンジはいつも朝食パンを置いているのですが、今回はベーグルベーグルのベーグルでした。朝というより昼御飯のつもりでベーグルを頂きました。
フライト
羽田空港から宮古空港まではボーイング787で3時間。飛行機は満席だったのでボーイング787の座席数の240人が宮古島に行くのだと思うとすごいなぁと感じます。
飛行機が宮古島に近づくと台風の影響で飛行機が揺れます。飛行機が揺れる度に周りで子供が悲鳴をあげていました。
飛行機は3時間で宮古空港に到着、現地の天候は台風の影響で曇り時々雨でした。
預けた荷物をピックアップして空港の到着ロビーに移動し、迎えに来ているはずのニッポンレンタカーの係員を探します。係りの人をみつけて自分の名前を告げると、今日は混んでいるのでしばらく待ってねとのこと。さすがボーイング787が240人を運んだだけあって、レンタカー屋さんも大忙しです。
レンタカーの迎えが来るまで宮古島空港の到着ロビーで遊びます。ここには、貝で作られた大きなシーサが飾ってあったりして楽しい。そうしているうちに私の番が来ました、送迎バスにのって3分ほどのニッポンレンタカーの事務所へ移動。ホンダのFitを借りました。Fitを借りるのは初めてでしたが、運転のしやすい良い車でした。燃費も良くて290Kmを走って使ったガソリンはたったの16Lでした。
ホテルにチェックイン
宮古空港近くのニッポンレンタカーから、車を運転して10分ほどでホテルに到着。今回のホテルは、ホテルサザンコースト宮古島。
ここはリゾートホテルではなくビジネスホテルです。部屋にはベッドと狭いテーブルだけのシンプルさ。良い所と悪い所をまとめておきます。
良いところ
- パイナガマビーチの真正面(徒歩1分)という立地の良さ
- 島の北にも南にも行きやすい立地、伊良部島にも近い
- 隣にPainagama Blue Boothというお洒落なカフェがあります
- その隣にコンビニがあって便利
- 平良の市街地から近くて夜遊びに便利(平良はお洒落なレストランやショップの並ぶ繁華街)
- ホテルにコインランドリーがあり、水着を毎日洗濯できます
- ホテルの駐車場にシャワーがあって、チェックアウトしてからもシャワーを使わせてもらえます
- ホテルの人が親切
- 朝食のコーヒーがしっかり味があって美味しい。
悪いところ
- 特にないですね。
伊良部島
ホテルにチェックインし荷物を部屋に置き、すぐに車に乗って伊良部島へ。
伊良部島へは2年半前にできた伊良部大橋を渡ります。長さ3540メートルの橋は、実際走るとすごく長い。
渡口の浜
島の外周の道路を車で時計回りに走ると、すぐに渡口の浜に着きます。渡口の浜は海も綺麗ですがそれ以上に砂浜が美しい。砂が本当に細かくてパウダーサンドとはこのことだと思いました。砂が細かすぎて服や靴に付いた砂を払っても落ちない。。。
綺麗なビーチを見ていると気分が上がって、ズボンの裾をあげて海に入ってはしゃいでしまいました。そうしていると、大波に洗われてずぶ濡れになり、それでも楽しくて濡れた自分を大笑いしました。
そうこうしているうちに雨が降ってきたのでビーチから車に引き上げてドライブを続けます。
白鳥崎
伊良部島の北端の白鳥崎に到着。海をしばらく眺めます。つぎはフナウサギバナタへ移動予定。ところで白鳥崎にはトイレがありますが、フナウサギバナタにはトイレがないので要注意です。
フナウサギバナタ
次に行ったフナウサギバナタは、鳥の形をした展望台。誰がこんなものを作ろうと思ったのか分かりませんが、大迫力なので是非お勧めします。手元の観光ガイドによると
フナウサギバナタとは「船を見送る岬」という島の方言で沖縄本当などに旅立つ家族や親戚の無事を祈り船出を見送った場所。秋に飛来するサシバをかたどった展望台が勇壮。
今回写真を撮れませんでしたが、白鳥崎からフナウサギバナタへ向かう途中にフナウサギバナタが遠くに見える場所があります。ここからのフナウサギバナタがカッコいい。近くで見るよりも勇壮さが感じられま
伊良部大橋
フナウサギバナタを出発し伊良部島を一周して伊良部大橋に戻ってきました。伊良部大橋のたもとには駐車場と小さなビーチ(佐良漁港と書いてありましたが綺麗なビーチに見えるんですよ)があり、ここに車を止めて伊良部大橋を眺めます。曇っているのに海が青く綺麗です。海だけでなく伊良部大橋も橋の形が美しい、途中で高くなっていているところが良い。
伊良部大橋をしばらく眺めた後、ホテルに戻ります。大体2時間弱のドライブでした。
ビストロピエロ(Bistrot Pierrot)
ホテルに帰り着替えて、平良の街へ車で向かい、予約していたレストランビストロピエロ(Bistrot Pierrot)へ。ここは18席の小さなフレンチレストラン。2014年にできた新しいお店です。
ここでは、とても美味しい料理が食べられました。島野菜を上手くフレンチやイタリアンにアレンジしています。ゴーヤをバルサミコ酢で味付けたり、ナッツバターカボチャをハンバーグの下に敷くなど。東京で食べるフレンチやイタリアンとは違った、それでいて大変美味しい料理を頂きました。
車で来たため飲めなかったのが残念です。ホテルで自転車を借りるか、タクシーで行けばよかった。
1日目の終わりに
ホテルに車で戻り、近くのコンビニに行ってブルーシールアイスを買って、おやつに食べました。これを食べると沖縄に来た感じがします。
寝る前に渡口の浜で濡らした服をホテルのコインランドリーで洗濯し、洗濯が終わったらそのまま就寝。
2日目
朝目が覚めたら8時でした、よく寝た。
ニュースを見ると、宮古島は夜中に1時間に120mmの大雨が降ったようで、あちらこちらで道路が通行止になっている模様。また、外を見ると雨が降っています。(結局この日は、雨、曇り、少し晴れ、雨と天候が変わっていきました)
まずは朝食を食べながら、今日の作戦を考えよう。
朝食
今回は朝食付きのプラン。7時から10時まで一階のレストランでバフェ形式(バイキング)。料理は普通に美味しい。魚料理と肉料理は毎日変わります。私は卵とウィンナー、スパム、サラダ、パン、味噌汁、ヨーグルト、オレンジジュース、コーヒーが定番メニュー。味噌汁は少し甘い味噌でとても美味しい。また、コーヒーは苦味がしっかりした味でこれも美味しい。
パイナガマビーチ
朝食を食べ終わっても雨が止みません。せっかくなので雨の中ホテルの正面にあるパイナガマビーチを散歩することにしました。
パイナガマビーチはクラゲ除けの防護ネットが張ってあり、安心のビーチでした。
雨の中でも家族連れがビーチで遊んでいました。
パイナガマビーチの散歩を終えても雨がやまないので、今日は雨だと覚悟し、屋内施設の雪塩製塩所を目指すことにしました。
砂山ビーチ
車で雪塩製塩所を目指していると、砂山ビーチの標識をみつけたので、まずは砂山ビーチに寄ることにします。
砂山ビーチは、宮古島のナンバーワン撮影スポット。波によって穴の開いた大きな岩が有名です。
駐車場からからビーチまでは砂の小山を超えていきます。だから「砂山」なのかと納得。砂山の上から海を眺めると景色が良い。ビーチまで下ると有名な岩があってみんな記念撮影しています。ここのビーチは少し狭目です。
今日は台風の影響で波が高くて遊泳禁止。私も写真を撮ったらすぐ駐車場に戻りました。
雪塩製塩所
雪塩製塩所は、宮古島の有名な雪塩を作っているところ。雪塩は宮古島の奇麗な海から作られた天然塩です。
この日は雨の日だけあって、雪塩製塩所は観光客で混んでいました。
また、工場は休みのようで工場見学はせずに、お土産屋さんを覗きます。色々おいししそうなお菓子がありましたが、特にソフトクリームが美味しかった。塩を入れているということですが、塩の味は全くせずにさっぱりした味のソフトクリームに仕上がっています。
ファミリービーチ西の浜
雪塩製塩所の横にはファミリービーチ西の浜があり、ここも散歩します。ファミリービーチというだけあって波が穏やか。砂山ビーチの波の高さとは比べ物にならない穏やかさ。ここなら子供も安心して泳がせておくことができそうです。
池間島
池間島は宮古島の北部にある小さな島。長さ1452mの池間大橋を通って島に渡ります。
池間島側の池間大橋のたもとに海の家があり、トイレもあります。ここでもビーチに降りることができます。このときは晴れ間が出てきて海が一層綺麗に見えます。ビーチではヤドカリをみつけました。
ここで 海を眺めた後、池間島を車で一周しました。池間島は周囲10km程なので車で15分くらいで一周できます。
東平安名崎
東平安名崎は日本100景にも選ばれている美しい崎。崎の根元には東平安名崎公園があり、ここに駐車場とトイレがあります。
宮古島の北にある池間島から東南端にある東平安名崎まで、宮古島の東を通る83号線をゆっくりドライブ。この道は畑の脇を通るのんびりとした道。制限速度40Km/hでのんびりと走るドライブはとても気持ちがいい。他に車を見かけることもほとんどなく、マイペースでゆっくりゆっくりドライブ。
東平安名崎は灯台が立っており、その脇に公園(東平安名崎公園)があり駐車場もそこうにあります。駐車場から灯台までは 徒歩10分弱のようですが、私は灯台には行かず、保良漁港の方に降っていいきました。
保良漁港は、岩だらけの海がとても面白い。
イムギャーマリンガーデン
イムギャーマリンガーデンは宮古島南部に位置した海浜公園で、自然にできた橋が外海と池のような内海とを隔てています。内海は穏やかで他の海岸が波が高くて泳げないときもここは泳げることが多い。
東平安名崎公園から235号線を西に向かって走っていると、このイムギャーマリンガーデンの横を通りました。雨が降っていたのでここは通過するだけ。
台風の影響で235号線の低い場所は水がたまっていたり、茶色の土が道路に広がっていたりして、本土とは違う光景が見れます。
琉球の風 屋台村
そのまま235号線を西に向かって走り、シギラビーチ近くの琉球の風 屋台村で遅い昼ごはん。昼の2時半頃だったせいか、注文できる料理は宮古そば、カレー、ハンバーガーの3つだけ。沖縄らしく宮古そばをたべました。美味しかった。ダシがとても美味しい。
屋台村の横に土産物屋さんがあり、ここを覗いて腹ごなし。
来間島
来間島は、宮古島の南西端にある島で、周囲9kmの小さな島。長さ1690mの来間大橋を使って渡ります。
琉球の風で遊んでいると、雨が強く降ってきました。近くのシビラリゾートの散歩も難しいので、車に乗って来間島へ。来間大橋を渡って、竜宮展望台を目指します。ところが、ナビが道を何度も間違えるわ、その道は細いわ、行き止まりだわで、結局竜宮展望台は諦めました。
ホテルブリーズベイマリーナ
夕食のレストランの予約が5時半からで、来間島を引き上げてもまだ少し時間があったので、シギラリゾート内のホテルブリーズベイマリーナのロビーで30分ほど休憩。
琉宮苑
焼肉琉宮苑はうまい宮古牛が食べられるレストランとして有名。予約なしでは入れないお店です。
この日の夕ご飯は琉宮苑で焼肉。ここは駐車場が少なく、5時半に行った時には空きスペースが3台分しか残っていませんでした。
お酒は、泡盛だけでなくワインやシャンパン、ノンアルコール梅酒など豊富。私は車なので、お水で我慢。
肉は宮古牛5点盛りを頼みました。その他に海人サラダ、チヂミを頼みました。
チヂミは普通に美味しかった。海人サラダはドレッシングがとても美味しくてよかった。宮古牛は、マキと呼ばれているリブロースが味が濃くて良い。カルビは脂が上品だった。肉の味という点ではマキが一番美味しかった。
イオン
琉宮苑からホテルまで390号線を走っていると、大きなスーパーAEON(MAX Value)を見つけたので入ってみました。
スーパーAEONはどこでも同じだろうと思っていたら、グルクンの唐揚げが売っていたりと宮古島的なものがあり面白い。また、雪塩のお菓子などお土産になりそうなお菓子も売っています。私はお土産をここで買いました。
2日目の終わりに
今日は天気が悪かったので車でのドライブが中心でした。雨は時々止むのですが、波が高くて遊泳禁止のビーチが多かった。
ホテルのコインランドリーで洗濯をして寝ました。
3日目
朝、目が覚めたら7時、外は晴れています。天気予報だと降水確率が午前40%、午後が50%。午前中に泳ぎに行きたいところです。
朝食
まずは朝食、派手さはないものの飽きない味が嬉しい。
前浜ビーチ
前浜ビーチは、東洋一美しいと言われるビーチ。またマリンアクティビティも充実していて、フライボード、バナナボードなど様々なものがあります。ビーチの場所は、宮古島の西南にあります。トイレ、シャワー、更衣室、駐車場が整備されすべて無料です。
前浜ビーチへホテルを8時30分に出発。9時過ぎにビーチに到着。駐車場はギリギリ空きがありました。
ビーチに着くと、すぐビーチパラソルを千円でレンタル(安い!)。宮古島の強い日差しの下にパラソルなしでいるのは、とても無理です。まだ時間が早いようで波打ち際のパラソルをゲットしました。
前浜ビーチはとても美しい。砂浜は白く長く続いており、海の色はエメラルドグリーン、空は青く、雲は白い。台風の影響が残っているのか波が少し高いところも、景色が様になります。
前浜ビーチは綺麗な砂浜で、海の中も砂底です。そのため、シュノーケリングをして魚を楽しむというよりも、海水浴や日光浴を楽しむのが良さそうな海岸です。
日焼けしないように、長袖のパーカーを着ていたのですが波で濡らしてしまい、濡れているのが気持ち悪かったことと、暑かったので、前のファスナーを少し開けていたせいで、すっかり日焼けしました。
東京と比べて宮古島は気温は低いのですが、太陽の光は圧倒的に強くて肌を晒すと瞬く間に日焼けします。
宮古島東急ホテル & リゾーツ
宮古島東急ホテル & リゾーツは、宮古島の中では早くからあるホテル。早期に作ったため、宮古島の中でも良い場所を選んで建っています。いまでも、宮古島のナンバーワンホテルだと思います。人気が高く、一年前からでないと夏は予約できません。このホテルは前浜ビーチの北側にあります。
午前中は前浜ビーチで遊んでいましたが、お腹が空いたので隣の宮古島東急ホテル & リゾーツに移動。ここのブールサイドにあるBAR Moonshellで昼ごはんを食べました。たまりぶしとミックスピザをオーダー。ミックスピザがメチャクチャ美味しかった。良いチーズを使っています。
ご飯を食べたら、ここのプライベートビーチを見学。前浜ビーチの北側がここのプライベートビーチになっています。
前浜ビーチは綺麗でしたが、ここのプライベートビーチは一層美しい。エメラルドグリーンの色が際立っています。 いつかここに泊まって、この海をずっと眺めていたい。
新城海岸
新城海岸は、優れたシュノーケリングスポットとして有名な場所。ものすごく遠浅の海です。海の随分沖まで行っても足がつき、子供にも安心です。サンゴも多く浅瀬で熱帯魚がおり、人気のクマノミも見ることができます。またトイレ・シャワー・更衣室・駐車場があり、無料です。
前浜ビーチから新城海岸に移動します。
新城海岸は海の家が充実していてとても活気がありました。海の家のみよし屋さんが、ビーチパラソルやシュノーケリンググッズのレンタルをやっています。ここのおじさんと少し話をしましたがとても感じの良い方でした。メチャクチャ綺麗な海なのに、今日は台風の影響で海が少し良くないと言っておりました。それって、普段はどれだけ綺麗なのだか。
新城海岸は砂浜も美しいし、海はサンゴや魚が多そうなシュノーケリングに絶好の海です。
私が行った時は晴天で、2時過ぎの強烈な太陽が降り注ぎ、前浜ビーチで日焼けした体には耐えられそうになく、翌日の午前中に来ようと泣く泣く新城海岸を後にしました(みよし屋さんによると朝8時から海の家はやっているとのことでした)。
シギラビーチ
シギラビーチは2018年3月23日にオープンした新しいビーチです。シギラリゾートの一つです。砂浜だけでなく磯があり、水着にならなくても魚を見ることができます。
新城海岸でのシュノーケリングは諦めたものの、海の魚を見たくてシギラビーチに向かいます。
シビラビーチは、砂浜のビーチの横に岩場がありシュノーケリングスポットになっています。岩場のタイドプール(潮溜まり)を覗くと、青色の魚がたくさんいます。シャコもみつけることができました。ウニやカニもいました。楽しい。シギラリゾートに宿泊するとシュノーケリングもできるようなので、今度はシギラリゾートに泊まってもいいな。
ソラニワ ホテル& カフェ
伊良部島の海岸沿いに立つたった5室の小さなホテル、それがソラニワホテル&カフェです。ホテルの部屋から海と空を一望できる、そんな居心地の良さが売りです。このホテルにはカフェがあり、それがソラニワカフェ。こちらも海と空を一望でき、居心地の良さを追求しています。2010年にオープンした新しいホテルだけに調度品や設備が新しくセンスが良い。
シギラビーチでひとしきり遊んだ後は、伊良部島に渡ってソラニワ ホテル & カフェへ。 海辺に立つカフェは、一日中海を眺めていられる。ゆっくりとした時間の流れる場所でした。
マンゴーとバナナのスムージーをゆっくり飲みながら海を眺めていると、肩の力が抜けて行きます。このスムージーは、バナナの風味よりマンゴーの味が勝っていてとても美味しい。甘さの追加をバナナでしている感じです。
渡口の浜 再び
ソラニワカフェから近いこともあり、綺麗だった渡口の浜に再び行きました。
渡口の浜はこの日も波が高く(遊泳禁止ではありません)、サーファーが遊んでいました。ここはサーフィンに良いビーチなのだと思いました。
島の駅みやこ
島の駅みやこは、マンゴー・雪塩・お菓子など宮古島の特産品を買えるお店。
ソラニワカフェの帰りにここに寄りました。フードコートコーナはもう閉まっていましたが、特産品コーナーでマンゴーを買いました。
LOCUS TABLE
夜ご飯は、Hotel Locus(ホテル ローカス)の中のレストランLOCUS TABLE(ローカステーブル)へ。
このホテル ローカスは2018年1月、つまり半年前にできたばかりの新しい場所。ホテルのロビーはとてもセンス良く作られていて今風。
レストランLOCUS TABLEも出来たばかりで、まだ知られていない場所です。店内はとてもスタイリッシュ。レストランのホームページからコンセプトを引用します。食材の生産者の顔が見えるレストラン、こういうと安心・安全だけがウリに聞こえますが、それだけでなく店内のセンスの良さと料理の美味しさも一流。
宮古島の美しい海とサンセットを望むレストラン”LOCUS TABLE”
漁師が直接ホテルに持ち込む魚、自家菜園で採れる摘みたてのハーブ、そして新鮮な島野菜を中心にシェフが腕によりをかけて調理します。 ”その日”でしか味わえない食の体験と心地よいサービスをこの機会にぜひお楽しみください。
レストランに入ると、一面ガラス窓でそこから海が見えます。レストランの西側に海があるため、海に沈む夕日を見ることができます。とても美しい。
料理は創作イタリアン。ハーブの使い方がとても上手で美味しい。赤ワインのロッソ、イタリアトスカーナのものを頂きました。香りもしっかりしており、味も濃く美味しい。
ここのホールスタッフは、日本語よりも英語の方が得意な感じの女の子。料理やワインの説明や、料理のお勧めなど印象的な笑顔で一生懸命ホスピタリティを提供してくれました。ありがとう。
3日目の終わりに
レストランLocus Tableで飲んで気持ち良くなって徒歩でホテルに帰りました。
水着を洗うためコインランドリーに行ったら混んでいて、洗濯が終わったら12時前になっていました。
洗濯が終わったら、すぐ寝ました。
4日目
朝起きると、8時。外は雨でした。せっかく新城海岸でシュノーケリングをするつもりだったのに、残念。
朝食
朝食もこれで3回目、全く飽きない。相変わらず味噌汁が美味しい。
イムギャーマリンガーデン
雨が止まないので、新城海岸でのシュノーケリングは無理そう。そこで、イムギャーマリンガーデンに行き先を変更しました。雨が止まなければ海宝館にいくつもりでした。
イムギャーマリンガーデンは、外海と内海に分かれており、今日は風が強く外海はすごく荒れていましたが内海は波が静かです。
遊んでいると日が陰って雨が降り出したりと天気が安定しません。雨が降ってもすぐ強い日差しが出てきて日焼け跡が痛くなったりと、大変でした。
ムイガー断崖
ムイガーとは湧き水のこと。ムイガー断崖の下には湧き水が豊富に出ています。上水道が整備されるまでは生活用水として使われていたようですが、この断崖を上り下りするのは大変な重労働だったと思います。
イムギャーマリンガーデンから235号線を東に走っていると、海に突き出した断崖絶壁が見えます。ムイガー断崖です。車を置くスペースがあり、ムイガー断崖を眺めます。
海宝館
イムギャーマリンガーデンで遊んだ後は、海宝館に移動。ここは良い意味で昭和な感じの土産物屋と食堂でした。
土産物屋を除いた後、食堂に行くと広い部屋にテーブルがズラーっと並んでいました。ここでマンゴージュースを飲みました。
保良泉ビーチ
海宝館の近くには保良泉ビーチがあり、海宝館から良く見えます。ここは見るだけ。
あたらす市場
宮古空港の近くにあったあたらす市場という市場で、最後のお買い物をしました。
ニッポンレンタカーに車を返却
保良泉ビーチから宮古空港へ向かい、途中でガソリンを満タンにしてニッポンレンタカーに返しました。
借りたFitは燃費が良く、150km走った程度だと燃料計が満タンの位置を指しています。これだと、ガソリンを入れなくても満タン返しと嘘が言えそうです。こういった嘘を防ぐためか、ニッポンレンタカーでは車を返却時にガソリンスタンドの領収書を見せろと言われます。
結局、290km走ってガソリンは16リットル入れました。Fitは燃費がいいですね。
宮古空港
レンタカー屋さんに宮古空港まで送ってもらい、ANAカウンターでカバンを預けて後はしばらく時間があります。お昼ご飯がまだだったので空港のA&Wでハンバーガーを食べました。昔と比べてA&Wは美味しくなっていました。ポテトはマクドナルドとは違ってスパイスのない素朴な味わいでした。
3時30分の飛行機に搭乗していよいよ離陸というところで、飛行機の機材にトラブル。冷却系のシステムが立ち上がらないとか。CAの操作する操作パネルを見ると起動画面が出ており、良く見るとLinuxでした。ボーイング787のビデオや空調の操作システムってLinuxなんですね*1。
結局20分ほど遅れて飛行機は飛び、7時前に羽田に着きました。
羽田空港
羽田空港でウロウロしていると、リムジンバス停に多くの人が歩いていました。夏の終わりだなっという感じがして、少し物哀しい気がします。
まとめ
お盆の夏旅行に宮古島に行ってきました。楽しかった。料理が美味しかった。
海の美しさは、沖縄で一番かもしれません。たくさんのビーチがあり、そのどれもが美しい。 また、レンタカーで走り回っていろんな場所を回りました。
新しく開発されたお店が多いせいか、昔ながらの沖縄郷土料理というよりも、イタリアン・フレンチなどにアレンジした料理が多い。どれもが美味しくて、お店もスタイリッシュ。これからは宮古島、特に伊良部大橋のできた伊良部島がが伸びてくる気がします。
宮古島はもう一回行きたい場所です。
*1:調べてみると、こういうシステムだったんですね。