江戸東京たてもの園に行ってきた。楽しかった。江戸時代以降の東京エリアに建っていた建物を移築しており、古い建物を見学できて嬉しい。
古い建物を見て喜ぶのは建築学部の学生だけと思っていたが、実際に行ってみると大いに楽しめる。見学者の興味領域次第でいろんな楽しみ方ができると思うが、私は次の点が興味深い。
- 日本は、江戸時代末期から明治・大正にかけて、急速に西洋化した。建物もその西洋化の影響を受けているのが分かる。
- 昔の建物は、今とは建築材料が違っていて、材料に起因する工夫を知ることができる。
- 近代化によって、日本人のライフスタイルが変わった。建物の間取りもそのライフサイクルの変化を反映している。
つまり、文化の変化、技術の変化、ライフスタイルの変化を建物を通して見ることができた。