バラを育てています。ここに、その育成記録を追記形式で残していきます。
育てている品種は、ジュビリーセレブレーション、ムンステッドウッド、シャーロットオースチン、シャリファアスマ、あおい、みさき、シェエラザード、ホーラ、リベルラ、パープルレイン、ドンファン、オプティミスト。
昨年度の記録は、以下の「バラの記録2021年度」に記しています。
2022年3月9日
日中気温が15度を超える日が出てき始めすっかり春めいてきました。バラの芽も少しづつ動き始めています。
小山内さんのアドバイス通り、芽薬を今日やりました。芽薬とは動き出した芽に殺菌剤をかけること。バラの病気は早め早めに対策しておくと、結果的に薬剤使用量も減りいいことだらけ。
使った薬剤はベニカXネクストスプレー。新しい薬で、良く効く。
2022年3月15日
新芽も伸びて葉が開く鉢も出てきた。シェラザード、シャリファアスマ、ジュビリーセレブレーション、ムンステッドウッドは、すっかり葉が開いたので、固形の肥料をあげた。
そもそも、葉が開く前の春のバラは、根が水を吸っていないため、肥料や活力剤やオルトラン(殺虫剤)などの根から吸収するタイプの世話を行っても効果が無い。水もやらず、ただじっと様子を見ているだけだったが、やっと葉が開いた。
2022年4月6日
桜も散り始め、だんだん暖かくなってきました。バラも葉を広げて、根からどんどん水分を吸える状態です。そこで、オルトランDXをまきました。
今年はバラの世話にあまり時間をかけられそうにないため、薬品に頼るつもりです。
2022年4月23日
つぼみも膨らみ、あと3週間ほどで咲きそうです。
この時期は、つぼみを狙ってバラゾウムシがやってきます。最近開発されたベニカXガード粒剤は、バラゾウムシにも効くので助かります。
というわけで、ベニカXガード粒剤をまきました。これで花が咲くまで虫の心配はしなくて良い。
2022年4月24日
黒点病やうどん粉病の予防のため殺菌剤を噴霧しました。
病気は出てから薬を使うより、出る前から使う方が薬の使用量は少なくて済みます。そのため、病気の出ていないこの時期から殺菌剤を使いました。今回使った薬剤は、サンボルドーとサルバトーレを混ぜたもの。
同じ薬を使い続けると、病気が薬剤に抵抗を持つようになるため、今後、薬はローテーションをしていきます。詳しくは、別記事『バラの消毒薬の選び方、ローテーションも考えて』にまとめました。
2022年4月29日 ドンファンが咲いた
雨の中、ドンファンが咲いていた。私の育てているバラの中で一番最初に咲いた。
シェエラザードはガクが下りているので、あと1週間くらいでしょうか。
2022年5月6日
シャリファアスマとシェエラザードが咲いていたので、摘んで部屋に飾りました。シャリファアスマは香りが強く、部屋に入ると良い匂いを感じます。
2022年5月9日
シャーロットオースチンが咲きました。
2022年5月13日
リベルラも咲きました。
2022年5月14日
あおいが咲きました。あおいは、とっても良く咲く花で、花の重さに枝が倒れていきます。
2022年9月3日 夏選定
今年の夏は暑かった。連日の気温35度越えに、バラの世話もさぼりがちに。バラ自身も暑さに負けて細い枝ばかり出ています。あまりに暑いので、今年の夏は肥料をやるのも止めました。
9月に入って少し涼しくなったので、肥料をやって、夏選定をしました。
夏選定は、一般には高さを三分の一短くすると言われますが、今年は株が弱っていそうなので、五分の一位の優しい夏選定にしておきました。夏選定が優しいと、花が咲く時期が早くなり、その分、花も小さくなるのですが、まぁ、今年の夏は暑すぎたので仕方ない。
2022年9月18日 台風がやってくる
台風14号がやってきます。大型台風ということで、風も強そう。バラが飛ばないように鉢を移動したり、固定したりします。
作業中に、みさきの花が咲いているのをみつけました。今年の夏剪定は浅めにしたので、切り忘れの枝があったのでしょう。台風の風で煽られて花が痛むので、あらかじめ切り取っておきます。切った花は部屋に飾っています。
2022年10月9日 秋バラの季節
そろそろ、秋バラが本格的に咲き始めました。秋バラは、花が長持ちするので楽しい。
2022年10月19日 シャーロットオースチンの鉢増し
シャーロットオースチンが今秋は蕾が上がって来ず咲きそうにないので、鉢増ししました。
本格的に冬になる前に鉢増しして根を育てておくと、来春の花が期待できるため。
今は、8号スリット鉢に植えているのですが、それをアップルウェアー ロゼアスクエア 330型にしました。8号スリット鉢の容量は12リットルで、ロゼアスクエア 330型は20リットルですから、ほぼ倍の大きさにしました。
これは、デビッドオースチンロージズ社のYoutubeで35Lの鉢に鉢増ししているので、イングリッシュローズは大きな鉢にしないとそのポテンシャルを発揮しないと思ったから。
今回はロゼアスクエア 330型を使いましたが、本当は容量35リットルの390型を使いたかったのですが、さすがにこれは大きくて鉢の移動にも困りそうだったので、330型にしました。
鉢を大きくしたとき、水のやり過ぎでバラを枯らすのはあるあるなので、このシャーロットオースチンは水やりに気を付けて乾かし気味に管理するつもりです。来春が楽しみです。
2022年10月16日
ここのところ雨や曇りの日が続いており、今日は久しぶりの晴れ。あおいとリベルラが咲いています。久しぶりの日光に、バラたちも眩しそうです。
2022年10月23日 ホーラが咲いた
ホーラが秋花を咲かせました。
北側に植えているせいか、秋の花は毎年ゆっくり咲きます。ゆっくり過ぎて咲けないまま冬を迎えるつぼみをいくつか出ます。
このホーラ、バラの家のロサオリエンティシリーズなのですが、ありふれたピンクのバラということで人気が無いようですが、病気になりにくく良く咲き花もちも良い優秀なバラです。ピンクのバラが欲しい時は選択肢に入れてよいバラだと思います。
2022年10月28日 リベルラほぼ満開
リベルラがほぼ満開です。まだいくつか蕾は残っていますが、今の状態が一番綺麗だと思う。秋のリベルラは、一週間以上花が綺麗な形を維持するのでかなり優秀。
2022年10月30日 アップルウエア ロゼアスクエアに鉢増し
昨年カミキリムシにやられて弱ってしまったジュビリーセレブレーションを、アップルウエア ロゼアスクエア330型に鉢増ししました。
ジュビリーセレブレーションは地植えにしていたのですが、昨年急に樹勢が弱まり、調べてみると幹に大穴が開いていました。カミキリムシです。そこで、掘り上げて小さな6号ポットに植えて養生していました。まだ暖かい10月中に鉢増しして、冬までに少しでも根を延ばすことを狙って、鉢増ししました。
また、挿し木から育てているシャリファアスマも8号鉢からアップルウエア ロゼアスクエア330型に鉢増ししました。8号鉢に入る土の容量は6Lで、イングリッシュローズを育てるには全然足りません。アップルウエア ロゼアスクエア330型の容量は26Lで、4倍以上の土が入ります。このシャリファアスマは挿し木してから5年ほど育てたので、もう大きな鉢に植えても大丈夫でしょう。
ちなみに、バラ用培養土は高価(例えば、住友化学園芸のバラ用培養土は、現時点で10Lで800円なので、26Lだと2,080円!!)なため、土は自分でブレンドして作っています。赤玉土はバラには酸性が強いので、アルカリ性のもみ殻燻炭を混ぜています。具体的な割合は、以下。
- 硬質 赤玉土 中粒 : 6
- バークたい肥 : 3
- もみ殻燻炭 : 1
2022年10月31日 ホーラはぼちぼち
ぼちぼちとホーラが咲き始めました。毎年のことですが、ホーラの秋バラは咲く時期が他のバラよりも10日ほど遅い。北側に植えていて秋は日が当たらないのが原因かもしれません。
秋のホーラーは香りが強く、お気に入りの品種です。
2022年11月7日 シャリファアスマの秋花が咲いた
イングリッシュローズのシャリファアスマの秋花が咲き始めました。この株は、水のやり過ぎの根腐れで瀕死の状態だったのですが、数年養生した後に地植えにしたら元気になりました。
シャリファアスマは、デヴィッドオースチンの今のカタログから落ちている品種なので大切にしています。香りの良さでは最高峰のバラです。
2022年11月11日 ホーラの最後の花
ホーラの今年最後の花を摘みました。秋花だと言うのに直径10センチもある大きい花を咲かせました。香りも良く、好きなバラです。