バラの殺虫剤の良く効く選び方、ローテーションも考えて

 バラを育てていると、病気と害虫対策が必要になります。無農薬にこだわる方もいらっしゃいますが大変な手間がかかりますので、私は農薬を使います。

 病気に関しては、黒星病とうどん粉病に注意していればほぼ大丈夫です。使用する薬剤については別エントリにまとめています。

バラの消毒薬の選び方、ローテーションも考えて - kotaのブログ (hatenablog.com)

 

 本記事では、害虫対策についてまとめていきます。

 

バラに付く害虫と対策

バラにつく虫はたくさんいて、

  • アザミウマ(スリップス)
  • アブラムシ
  • カイガラムシ
  • カミキリムシの幼虫
  • コガネムシの幼虫
  • ハダニ
  • バラゾウムシ
  • ホソオビアシブトクチバ
  • ヨトウガの幼虫
  • チュウレンジハバチ

 

これらの虫を、バラに対する被害度と、薬剤の効き具合、私の対策方法をまとめると下のようになります。

害虫の被害度と薬剤の効き具合と対策
被害度 薬剤の効きの良さ 対策
アザミウマ(スリップス) × 放置
アブラムシ 放置
カイガラムシ × みつけたら
ブラシでこすって落とす
カミキリムシの幼虫 × 無し
コガネムシの幼虫 薬剤
ハダニ × 薬剤
バラゾウムシ 薬剤
ホソオビアシブトクチバ 薬剤
ヨトウガの幼虫 放置
チュウレンジハバチ 放置

 

 アザミウマは、薬剤が効きづらく困った虫ですが、被害は花の見栄えが悪くなる程度と小さいので、私は放置しています。

 アブラムシも基本放置なのですが、バラゾウムシ対策に使う薬剤が大抵アブラムシもやっつけてくれています。

 カイガラムシは、基本放置ですが、気づいたら歯ブラシでこすり落としています。

 カミキリムシの幼虫は、基本打つ手なしです。私の育ててているバラは大抵カミキリムシの幼虫によって枯らされてます。忌避剤として効く薬は無く、産み付けられた卵から孵った幼虫がバラの幹に入って中を食い荒らすため、割と簡単にバラを枯らします。困ったものです。

 ハダニは、昆虫ではなくクモの仲間なので、昆虫向けの薬品は効きません。また、薬品への耐性がすぐ付くので防除が難しい。環境が悪いと瞬く間に広がって葉が悪くなり樹勢が落ちる厄介な害虫です。

 コガネムシの幼虫は、ダイアジノン・オルトランDX・ベニカXガード粒剤などが効きます。コガネムシの幼虫はバラの根を食い尽くすため発見が遅れるとバラが枯れます。そのため、産卵期の8月、9月、10月はこれらの薬品は必須です。

 バラゾウムシとホソオビアシブトクチバは、蕾を害するので、蕾の上がってくる4月頃だけ薬剤を撒くようにしています。

 ヨトウガの幼虫とチュウレンジハバチは基本放置ですが、バラゾウムシ対策に使う薬剤が大抵これらもやっつけてくれます。

 

使用する薬剤、ローテーションも考えて

 結論から言うと、ベニカXガード粒剤、GFオルトラン粒剤、ベニカVスプレーを使うのが良い。

 虫は薬品に耐性が付くため、同じ系統の薬を繰り返し使うのは良くありません。例えば、クロアチニンというネオニコチノイド系の薬剤は使って良いのは年4回までです。これ以上繰り返し使うと、虫が耐性を持つためその薬剤が効かなくなります。

 

  使い方としては、ベニカガードX粒剤とGFオルトラン粒剤を一か月毎に交互に使いってほとんどの虫を抑え、ハダニが出た際にはベニカグリーンVスプレーで対策です。ただし、ダニは爆発的に広がるのを防ぐための一回限りの使用にとどめて後は葉水などで対処するのが良いです(ハダニは、薬で対処しようとせずにバラの周囲の環境を変える方が効果的です)。

 

商品名 成分名 使用回数
ベニカガードX粒剤

クロチアニジン[虫:ネオニコチノイド系]

BT[菌:天然物由来]

4回/年以内
GFオルトラン粒剤 アセフェート[虫:有機リン系] 5回/年以内
ベニカグリーンVスプレー

フェンプロパトリン[虫:ピレスロイド系]

ミクロブタニル[菌:EBI 剤(ステロール生合成阻害剤)

5回/年以内

 

まとめ

 バラの害虫対策として薬剤を使うとき、同じ薬品を使い続けると虫が耐性を持ってくるため、その薬品が効かなくなります。また、例えば、ベニカガードX粒剤、オルトランDX、ベニカXファインスプレー、ベニカXネクストスプレーなどは、商品名は異なるがその成分はクロチアニジンを含む。そのため、これらの商品を使い分けても、やがて薬は効かなくなります。

 これを避けるためには、ベニカガードX粒剤、GFオルトラン粒剤、ベニカグリーンVスプレーを使い分けるのが良い。

バラの記録2022年度

バラを育てています。ここに、その育成記録を追記形式で残していきます。

 育てている品種は、ジュビリーセレブレーション、ムンステッドウッド、シャーロットオースチン、シャリファアスマ、あおい、みさき、シェエラザード、ホーラ、リベルラ、パープルレイン、ドンファン、オプティミスト。

 昨年度の記録は、以下の「バラの記録2021年度」に記しています。

kota.hatenablog.com

 

2022年3月9日

 日中気温が15度を超える日が出てき始めすっかり春めいてきました。バラの芽も少しづつ動き始めています。

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芽の動き始めたシェラザード

 

 小山内さんのアドバイス通り、芽薬を今日やりました。芽薬とは動き出した芽に殺菌剤をかけること。バラの病気は早め早めに対策しておくと、結果的に薬剤使用量も減りいいことだらけ。

 使った薬剤はベニカXネクストスプレー。新しい薬で、良く効く。

 

2022年3月15日

 新芽も伸びて葉が開く鉢も出てきた。シェラザード、シャリファアスマ、ジュビリーセレブレーション、ムンステッドウッドは、すっかり葉が開いたので、固形の肥料をあげた。

 そもそも、葉が開く前の春のバラは、根が水を吸っていないため、肥料や活力剤やオルトラン(殺虫剤)などの根から吸収するタイプの世話を行っても効果が無い。水もやらず、ただじっと様子を見ているだけだったが、やっと葉が開いた。

 

2022年4月6日

 桜も散り始め、だんだん暖かくなってきました。バラも葉を広げて、根からどんどん水分を吸える状態です。そこで、オルトランDXをまきました。

 今年はバラの世話にあまり時間をかけられそうにないため、薬品に頼るつもりです。

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今年はいつもより葉が茂るムンステッドウッド

 

2022年4月23日

 つぼみも膨らみ、あと3週間ほどで咲きそうです。

 この時期は、つぼみを狙ってバラゾウムシがやってきます。最近開発されたベニカXガード粒剤は、バラゾウムシにも効くので助かります。

 というわけで、ベニカXガード粒剤をまきました。これで花が咲くまで虫の心配はしなくて良い。

 

2022年4月24日

 黒点病やうどん粉病の予防のため殺菌剤を噴霧しました。

 病気は出てから薬を使うより、出る前から使う方が薬の使用量は少なくて済みます。そのため、病気の出ていないこの時期から殺菌剤を使いました。今回使った薬剤は、サンボルドーとサルバトーレを混ぜたもの。

 

 同じ薬を使い続けると、病気が薬剤に抵抗を持つようになるため、今後、薬はローテーションをしていきます。詳しくは、別記事『バラの消毒薬の選び方、ローテーションも考えて』にまとめました。

 

2022年4月29日 ドンファンが咲いた

 雨の中、ドンファンが咲いていた。私の育てているバラの中で一番最初に咲いた。

最初に咲いたのはドンファン

 

シェエラザードはガクが下りているので、あと1週間くらいでしょうか。

もうすぐ咲きそうなシェエラザード

 

2022年5月6日

 シャリファアスマとシェエラザードが咲いていたので、摘んで部屋に飾りました。シャリファアスマは香りが強く、部屋に入ると良い匂いを感じます。

左:シャリファアスマ、右:シェエラザード

 

2022年5月9日

 シャーロットオースチンが咲きました。

シャーロットオースチンが咲いた

2022年5月13日

リベルラも咲きました。

リベルラが咲いた

 

2022年5月14日

 あおいが咲きました。あおいは、とっても良く咲く花で、花の重さに枝が倒れていきます。

あおいが咲きました

 

2022年9月3日 夏選定

 今年の夏は暑かった。連日の気温35度越えに、バラの世話もさぼりがちに。バラ自身も暑さに負けて細い枝ばかり出ています。あまりに暑いので、今年の夏は肥料をやるのも止めました。

 9月に入って少し涼しくなったので、肥料をやって、夏選定をしました。

 夏選定は、一般には高さを三分の一短くすると言われますが、今年は株が弱っていそうなので、五分の一位の優しい夏選定にしておきました。夏選定が優しいと、花が咲く時期が早くなり、その分、花も小さくなるのですが、まぁ、今年の夏は暑すぎたので仕方ない。

 

2022年9月18日 台風がやってくる

 台風14号がやってきます。大型台風ということで、風も強そう。バラが飛ばないように鉢を移動したり、固定したりします。

 作業中に、みさきの花が咲いているのをみつけました。今年の夏剪定は浅めにしたので、切り忘れの枝があったのでしょう。台風の風で煽られて花が痛むので、あらかじめ切り取っておきます。切った花は部屋に飾っています。

みさき

 

2022年10月9日 秋バラの季節

 そろそろ、秋バラが本格的に咲き始めました。秋バラは、花が長持ちするので楽しい。

みさき

シェエラザード

 

2022年10月19日 シャーロットオースチンの鉢増し

 シャーロットオースチンが今秋は蕾が上がって来ず咲きそうにないので、鉢増ししました。

 本格的に冬になる前に鉢増しして根を育てておくと、来春の花が期待できるため。

 今は、8号スリット鉢に植えているのですが、それをアップルウェアー ロゼアスクエア 330型にしました。8号スリット鉢の容量は12リットルで、ロゼアスクエア 330型は20リットルですから、ほぼ倍の大きさにしました。

 これは、デビッドオースチンロージズ社のYoutubeで35Lの鉢に鉢増ししているので、イングリッシュローズは大きな鉢にしないとそのポテンシャルを発揮しないと思ったから。

 今回はロゼアスクエア 330型を使いましたが、本当は容量35リットルの390型を使いたかったのですが、さすがにこれは大きくて鉢の移動にも困りそうだったので、330型にしました。

 鉢を大きくしたとき、水のやり過ぎでバラを枯らすのはあるあるなので、このシャーロットオースチンは水やりに気を付けて乾かし気味に管理するつもりです。来春が楽しみです。

 

左が8号スリット鉢のシャーロットオースチン、右がロゼアスクエア330型

 

 

 

2022年10月16日

 ここのところ雨や曇りの日が続いており、今日は久しぶりの晴れ。あおいとリベルラが咲いています。久しぶりの日光に、バラたちも眩しそうです。

あおい

リベルラ

2022年10月23日 ホーラが咲いた

 ホーラが秋花を咲かせました。

 北側に植えているせいか、秋の花は毎年ゆっくり咲きます。ゆっくり過ぎて咲けないまま冬を迎えるつぼみをいくつか出ます。

 このホーラ、バラの家のロサオリエンティシリーズなのですが、ありふれたピンクのバラということで人気が無いようですが、病気になりにくく良く咲き花もちも良い優秀なバラです。ピンクのバラが欲しい時は選択肢に入れてよいバラだと思います。

ホーラの秋花

 

2022年10月28日 リベルラほぼ満開

 リベルラがほぼ満開です。まだいくつか蕾は残っていますが、今の状態が一番綺麗だと思う。秋のリベルラは、一週間以上花が綺麗な形を維持するのでかなり優秀。

リベルラほぼ満開

 

2022年10月30日 アップルウエア ロゼアスクエアに鉢増し

 昨年カミキリムシにやられて弱ってしまったジュビリーセレブレーションを、アップルウエア ロゼアスクエア330型に鉢増ししました。

 ジュビリーセレブレーションは地植えにしていたのですが、昨年急に樹勢が弱まり、調べてみると幹に大穴が開いていました。カミキリムシです。そこで、掘り上げて小さな6号ポットに植えて養生していました。まだ暖かい10月中に鉢増しして、冬までに少しでも根を延ばすことを狙って、鉢増ししました。

 また、挿し木から育てているシャリファアスマも8号鉢からアップルウエア ロゼアスクエア330型に鉢増ししました。8号鉢に入る土の容量は6Lで、イングリッシュローズを育てるには全然足りません。アップルウエア ロゼアスクエア330型の容量は26Lで、4倍以上の土が入ります。このシャリファアスマは挿し木してから5年ほど育てたので、もう大きな鉢に植えても大丈夫でしょう。

 

 ちなみに、バラ用培養土は高価(例えば、住友化学園芸のバラ用培養土は、現時点で10Lで800円なので、26Lだと2,080円!!)なため、土は自分でブレンドして作っています。赤玉土はバラには酸性が強いので、アルカリ性のもみ殻燻炭を混ぜています。具体的な割合は、以下。

  • 硬質 赤玉土 中粒 : 6
  • バークたい肥       : 3
  • もみ殻燻炭          : 1

 

2022年10月31日 ホーラはぼちぼち

 ぼちぼちとホーラが咲き始めました。毎年のことですが、ホーラの秋バラは咲く時期が他のバラよりも10日ほど遅い。北側に植えていて秋は日が当たらないのが原因かもしれません。

 秋のホーラーは香りが強く、お気に入りの品種です。

ほちぼちと咲き始めたホーラ

 

2022年11月7日 シャリファアスマの秋花が咲いた

 イングリッシュローズのシャリファアスマの秋花が咲き始めました。この株は、水のやり過ぎの根腐れで瀕死の状態だったのですが、数年養生した後に地植えにしたら元気になりました。

 シャリファアスマは、デヴィッドオースチンの今のカタログから落ちている品種なので大切にしています。香りの良さでは最高峰のバラです。

シャリファアスマの秋花

 

2022年11月11日 ホーラの最後の花

 ホーラの今年最後の花を摘みました。秋花だと言うのに直径10センチもある大きい花を咲かせました。香りも良く、好きなバラです。

今年最後のホーラ

 

みんな誤解している、すごく簡単にバラを育てる方法

 バラを育てるのは簡単だ。

 ただし、その情報はネットにはない。ネットを探して見つかるのは、すごく手間をかけてすごく良く育てる方法ばかり。「プロだけが知っている○○」というやつを筆頭に、100の手間をかけて100点の花を咲かせる方法ばかりがネットに載っている。そこまで手間をかけられる人は殆どいない。

 仕事や家事そして趣味に忙しいあなたに必要なのは、50の手間をかけて80点の花を咲かせる方法だろう。

 

 私は、2011年からバラを育てて今年で12年目だ。最初のころは100点の花を咲かせようとしていたが、80点の花なら半分の手間で咲くことに気づいた。ここでは、そのコツを書いていく。

 

バラ選び

 簡単にバラを育てる最大のコツは、バラ選びにある。大きくなるバラは手間がかかるので、つるバラは避けた方がよい。木立性と言われる、樹高が1.5メートル程度の品種を選ぶのが楽だ。

 また、昔のバラは病気に弱かったが、最近の品種は病気に強いものが多い。私が育てたことのあるバラでは、シェエラザードがお勧めだ。病気にもかかりづらく、良く育つ。また、ロサオリエンティスシリーズのシャリマーも評判がよい。

 バラの苗には、大苗と新苗の2種類あるが、大苗を選ぶのがお勧め。新苗よりも二千円程度高いけれど、新苗よりも丈夫で育てるのが楽だ。

 

道具選び

  鉢は、プラスチック鉢と素焼きの鉢(テラコッタ)の2種類あるが、プラスチック鉢が楽だ。素焼きの鉢は重いため、場所を移動させたり土替えをしたりと後の作業が大変だから。大きさは8号鉢を選ぶとよい。

 

 剪定ハサミは、2000円程度のものを選ぼう。1000円以下のものは切れ味が悪く、作業がつらくなる。

 

 バラは、ほぼ確実に病気(うどん粉病、黒点病)になる。また、害虫もつく。このため、殺虫殺菌剤が必要だ。お勧めは、住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXガード 粒剤だ。これは、2021年に発売された最新の薬剤で、私のシェエラザードに使ったところ、病気はほぼ出なかった。

 

 土は、良いものを使おう。20Lで600円以上のものを買うとよい。土の良し悪しは、バラの育ちに良く効く。バラの専用培養土を使うとよいだろう。

 肥料は、高いものも安いものも効果にさほど違いはないようだ。有機肥料は、気温によって施肥量を変えないといけないので面倒だ。化学肥料が使いやすい。化学肥料を使うと土が硬くなるという人もいるが、どうせ土替えを冬にするので気にしなくてよい。

 

 じょうろは、大きなものがよい。2~5Lの大きさがあるとよい。大きさがあればよいので、2Lのペットボトルでも構わない。

 8号鉢といった大きな鉢の水やりは実は難しく、水をやり過ぎて根腐れさせることが多い。水分計のサスティを手に入れておくと、水やりで失敗することがなく簡単だ。

 

ふだんの世話

 バラや道具がそろったら、日々世話をするだけだ。

 水分計に従って水をやり、定期的に肥料をやるだけ。肥料に関しては、お礼肥えや寒肥など複雑なことを言う人が多いけれど、3月から11月までの期間、定期的に肥料をやるだけでよい。

 剪定も簡単だ。花が散ったら花の下で切るだけでいい。ネットには鉛筆の太さで切るとか、5枚葉の場所で切るなど書いてあるけれど、良いバラは切る場所を気にしなくても良く咲く。 

 

冬の土替え

 1月になったら、鉢の土を変えよう。土を変える2週間以上前に、バラの葉をすべてむしって取っておくと、作業がやりやすい。

 バラの株を鉢から抜く前に、枝を短く切り落とそう。シェエラザードの場合、地際から30センチメートルのところで切るとよい。切る場所も難しく考えなくてよい。浅く切っても、深く切っても、良いバラは春になったらちゃんと咲く。

 

まとめ

 ネットにある情報は100点満点の花を咲かせようとするものばかり、しかし100点の花を咲かせるのは手間もかかって大変。発想を変えて80点の花を目指せば手間は半減する。良い品種を選べば、かなり手を抜いてもちゃんと咲く。

 肥料や鉢は安いもので十分。花に影響しない。そのかわり、土とハサミにはお金をかけるよう。また、病気にならないよう、ベニカXガード 粒剤を1.5か月毎に株元にまけば大丈夫。 

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一番花の終わりが近づくシェエラザード

バラの記録 2021年度

 バラを育てています。ここに、その育成記録を追記形式で残していきます。

 育てている品種は、ジュビリーセレブレーション、ムンステッドウッド、シャーロットオースチン、シャリファアスマ、あおい、みさき、シェエラザード、ホーラ、リベルラ、パープルレイン、ドンファン、オプティミスト。

 昨年度の記録は、以下の「バラの記録2020年度」に記しています。

kota.hatenablog.com

 

2021年3月19日 殺菌

 今年は、京阪園芸の小山内さんのYoutubeチャネルを見ながらバラの世話をしていこうと思っています。

 小山内さんによると、早春にする作業は

  1. バラに芽が動き始めたら、殺菌剤を芽にかける(芽薬)
  2. 芽が伸び始めたら、リキダスを与える
  3. 葉が開いたら、固形肥料を与える

 

 今日は、上の1番の芽薬として殺菌剤をバラにかけました。使用した薬剤は、小山内さんが勧めていたベニカXネクストスプレーを使いました。ここ1,2年に発売された新しい薬剤で、とても良いらしい。

 

2021年3月22日 追肥

 小山内さんのYoutubeを見ていると、寒肥をしない方が良いと言っているように思えて、私も寒肥をやめていました。

 暖かくなってバラの根がしっかり肥料を吸えるようになってから肥料を与えるのが良いようです。ここ最近、育てているバラに強い枝が伸びてきたので、そろそろ根も本格的に動きはじめたと思い、追肥をしました。

 使ったのは、普通の化成肥料(2Kgで400円位の安いもの)。有機肥料は、分解されてから効くため、効き始める時間が読めないのでこの時期には使わないことが多いです。

 

2021年3月31日 殺虫殺菌剤散布

 私は普段殺虫剤を殆ど使わないのですが、最近良い殺虫剤が売り出されたと聞き、今年は使ってみることにしました。

  ベニカXガード粒剤は、バラの株元に撒いておくと虫を防ぐだけでなく、うどん粉病にもかかりにくくなるようです。これは地味に嬉しい。春は枝がグングン伸び新しい葉もたくさん出てきます。これらには、例えば2週間前に散布した殺菌剤はかかっていないため病気になりやすい。次の殺菌剤の散布までの期間の病気を防ぐのにとても役に立ちます。

 また、メーカの技術資料によると、撒いてから1か月半程度は効果が持続します。

 さらに、花の芽を枯らすバラゾウムシにも効くようなので、それを期待して今年はこれを使ってみます。

(4月7日追記:ベニカXガード粒剤はよく効きますね。バラの隣のユキヤナギにはもうアブラムシが群がっていますが、バラには一匹もいません。)

 

 

2021年4月3日 殺菌剤散布

 バラの病気(うどん粉病、黒星病)を予防するために、殺菌剤の散布を行いました。サンボルドーとサルバトーレを混ぜて使用します。サンボルドーは発病前の菌を殺す効能が強く、サルバトーレは発病後の菌を殺す効能が強い薬剤です。

 今年は気温が高く、発病も早いようです。朝、バラを見ていたら、小さく穴の開いた葉をみつけました。これは病気の兆候です(参考:京阪園芸のYoutube動画)。今のうちに手当しておきます。虫と違って病気は早め早めの予防が大事です。

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病気のある葉

 

住友化学園芸 殺菌剤 サンボルドー 2g×10
 
ハイポネックス サルバトーレME 20ml

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  • メディア: Tools & Hardware
 

 

 2021年4月18日 殺菌剤散布

 2週間前に殺菌剤を撒きましたが、また撒くことにしました。この時期は、新芽がどんどん伸びるので、前回の薬剤がかかっていない葉や花芽がたくさんあります。特に、花芽はうどん粉病になりやすいので、この時期はこまめに殺菌剤を撒くようにしています。

 今回は、サンボルドーとトップジンMを混ぜて使いました。サンボルドーは耐性菌が出にくいので連続使用して、サルバトーレの代わりにトップジンMをローテーションで使います。ローテーションについては別記事【バラの消毒薬の選び方、ローテーションも考えて】に詳しく書きました。

  さて、ムンステッドウッドの花芽のガクが割れてきました。今年は暖かいせいで3週間ほど早い感じです。

ムンステッドウッド

ムンステッドウッドの花芽のガクが割れてきた

 

2021年4月28日 シェエラザード開花一番乗り

 シェエラザードが咲きました。私が育てているバラの中で一番早い開花です。昨年シェエラザードが咲いたのは5月9日ですから、10日ほど早いです。

 シェエラザードはとても鮮やかなので、写真に撮ると派手派手です。

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シェエラザードが開花

 

 また、シャリファアスマもそろそろ咲きそうです。今年のシャリファアスマのつぼみは随分ピンク色が濃いです。

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今年はピンク色の濃いシャリファアスマのつぼみ

 

2021年5月1日 ベニカXガード粒剤を撒いた

 今年から使い始めたベニカXガード粒剤がかなり良い。黄色いバラにはアザミウマがたくさんついていたのですが、今年は全然つきません。ベニカXガード粒剤が効いているのでしょう。また、花のつぼみの首のところにうどん粉病が出ていたのですが、今年は一つも出ません。

 よく効くようなので、再度ベニカXガード粒剤を撒きました。

 

2021年5月上旬 花満開

 バラがたくさん咲きました。品種ごとに写真を貼っていきます。

 

あおい

 F&Gローズの あおい は、細い枝にも良く咲きます。一枝で小さなブーケに見えます。細い枝に沢山の花が咲くため、枝が花の重みでたわんでいく姿も可愛らしい。

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あおいの一番最初に咲いた花

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雨に濡れる あおい

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花が多すぎておしくらまんじゅう状態の あおい

 

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今年も咲き過ぎ、、あおい

 

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花を摘んでも、どんどん次のツボミが咲き始める あおい

 

みさき

 F&Gローズのみさきは、パウダーピンクの花を咲かせます。その花びらの数は滅茶苦茶多くて艶やか。花付きが良くて、いつも咲き過ぎます。

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パウダーピンクが可愛いみさき

 

リベルラ

 F&Gローズのリベルラは、最近作出されたバラ。香りが強い、藤色の花が特徴的。樹勢が強く、太い枝がどんどん出てきます。

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咲き始めのリベルラ

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ヒラヒラの花びらが特徴的なリベルラ

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横からみるとこんな感じ リベルラ

 

ホーラ

 バラの家の木村卓功さんが作出したロサオリエンティスシリーズのホーラ。バラの家の実店舗に行った際に、なぜか安売りされていたものを買ってきて育てています。

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そろそろ一斉に咲きそうなホーラ

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満開のホーラ

 

シェエラザード

 バラの家の木村卓功さんが作出したロサオリエンティスシリーズのシェエラザード。花の形が特徴的。花が開いていっても花形が綺麗に保たれます。私は、散る寸前のシェエラザードの退色した花の色が好きです。

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咲き始めのシェエラザード

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一枝にたくさん咲くシェエラザード

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散る寸前のシェエラザード、この色が好き

 

ムンステッドウッド

 イングリッシュローズのムンステッドウッドは、典型的な香りのバラ。とても強い香りがします。

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咲き始めのムンステッドウッド

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花が重くて少し下を向いているムンステッドウッド

 

ジュビリーセレブレーション

 イングリッシュローズのジュビリーセレブレーションは、オレンジから黄色がかったクリーム色のグラデーションの花色が特徴的なバラ。

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オレンジ色が美しいジュビリーセレブレーション

 

シャリファアスマ

 イングリッシュローズのシャリファアスマは、ずいぶん昔に作出されたバラ。もう、カタログ落ちしていて買うことができない。古いバラだけあって、香りに特化していて、最強の香りのバラ。

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咲き始めのシャリファアスマ

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横から見るとこんな感じ シャリファアスマ

 

シャーロットオースチン

 イングリッシュローズのシャーロットオースチン、その名前は作出したデビッドオースチンの孫の名前に由来します。

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咲き始めのシャーロットオースチン

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花が開いたシャーロットオースチン

 

ドンファン

 最強のつるバラ ニュードーンを親に持つのがドンファン。ツルの赤バラです。いつもはフェンスに仕立てているのですが、今冬に高さ30cmでバッサリ切ったので今は普通の木立性バラのような姿をしています。

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咲き始めた つるバラ ドンファン

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房咲きして、ギューッと固まって咲くドンファン

 

2021年5月22日 花後剪定と薬剤散布

 花が一通り終わったので、花後剪定をしました。

 花後剪定って、昔は色々と試していたのですが、深めに切るのが良い結果になる場合が多いですね。元気な株なら、葉が殆どなくなるほど切り詰めてもすぐに芽が出てきて、シュートも出る場合が多い。ただし、深く切ると2番花が遅くなりますから、次の花が早く見たいときは浅く切っています。特に、シェエラザードやあおい、みさきは繰り返し良く咲くので、浅く切るとすぐ次の花が咲きます。

 花後剪定の後、殺菌剤を散布しました。

 前回散布したのは1か月以上前だったのですが、黒星病もうどん粉病も全然出ていません。今年はベニカXガード粒剤を使い始めたので、その効果だと思っています。すごいな、ベニカXガード粒剤。

 そうは言っても、甲信越以西は既に梅雨入りしていいて、これからは病気の出やすい時期なので、殺菌剤の散布をしました。今回はローテーションも考えて、エムダイファー水和剤とサルバトーレを混合して使います。

 

2021年6月11日 コガネムシ対策にオルトランDXを撒いた

 鉢で育てているバラに、オルトランDXを撒きました。

 バラを育てていて最も怖いのは、コガネムシの幼虫です。これにやられると、鉢バラは一発で枯れてしまうことが多い。私は、6月と9月にオルトランDXを撒くことにしています。コガネムシの幼虫にはダイアジノンの方が効くようですが、私はオルトランDXを撒くようにしてからコガネムシの幼虫にやられたことはありません。

 

2021年6月19日 ドンファンの二番花

  雨の中、ふと見ると、ドンファンが二番花を咲かせていました。相変わらず良く咲く。

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ドンファンの二番花



2021年6月27日 殺菌剤散布

 前回殺菌剤を散布してから1か月以上間が空いたので、殺菌剤を散布しました。特にうどん粉病や黒星病が出ているわけではないのですが、梅雨入りもして雨も多くなるでしょうから、予防的な意味で散布します。

 ローテーションも考えて、エムダイファー水和剤とトップジンMを混合して今回は使います。

 

2021年6月28日 ハダニ発生

 ハダニが発生していることに気付きました。

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ハダニにやられたシャリファアスマの葉

 私は、春の間は雨の当たらない場所に鉢バラを置いているのですが、ここは梅雨頃になると毎年ハダニが発生しやすい場所です。ハダニは、水を嫌い暑さを好むので、雨の当たらない場所は住みやすいのでしょう。

 実は、ハダニは対処がやっかいです。ハダニがつくとバラが結構弱る上に、殺虫剤に対して耐性がつきやすいためハダニを減らすのも難しい。

 私は、いつも次のように対処しています。

  1. ハダニにやられた葉はむしって、遠くに捨てる
  2. 残った葉の裏側に勢いよく水をかけて、ハダニを飛ばす
  3. 雨の当たる場所に、鉢バラを移す
  4. ハダニ用の殺虫剤を散布する

これで発生したハダニを無くすことができています。

 殺虫剤は、GFモストップジンRスプレーを使っています。普段使っているベニカXネクストには耐性がついている可能性があるので、ハダニ用の薬剤を用意しています。毎年、これを一度散布するとハダニが無くなります。

 

2021年7月6日

 梅雨らしく大雨が続きます。雨に打たれるとせっかく咲いた2番花も痛むので、摘み取って部屋に飾りました。

 ドンファンの赤い色は、不思議に存在感があって美しい。

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ドンファン

 

2021年7月8日

 梅雨の雨が続く中、リベルラもどんどん咲いていきます。

 雨だと外で眺めることも難しいので、摘み取って家に飾っています。

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リベルラ

 

2021年7月20日 自動水やり機設置

 そろそろ暑い日が続くので自動水やり機を設置しました。夏の水やりは暑いし、蚊に刺されるしで楽しくないので、毎年、自動水やり機にお任せです。

 

2021年8月23日 ベニカXガード粒剤を撒く

 今年の春から使い始めたベニカXガード粒剤が良く効くので、秋も使うことにした。コガネムシの幼虫の活動は秋には9月に活発になるため、今のうちに撒いておくことにした。また、病気に対しても効くのが嬉しい。私は、夏以降は殺菌剤を撒かないことが多いので、ベニカXガード粒剤で秋の黒星病・うどん粉病が防げると、花の数が違ってくるんじゃないかと期待しています。

 

2021年9月5日 夏剪定をした、今年の剪定は深いぞ

 バラの夏剪定をしました。ちょっと早いかなという気もしますが、夏剪定時期は秋までの天候次第で、その天候はどうなるか分からないので、あんまり時期にはこだわらないことにしています。

 今年の夏剪定は、深くしてみた。一枝に葉を2枚残すのが目安で切っています。

 深く剪定した理由は、今年の夏は暑くて出ている葉が小さいためと、浅く切ると背が高くなって秋の台風で鉢が倒れるため。

 

 夏剪定は、バラにとってはやらなくても良い作業ですし(夏剪定しない方がバラにとっては負担が少ない)、私の育てているバラは中輪のフロリバンダなので夏剪定しなくても秋に咲きます。それでも、夏剪定する理由は

  • 花の咲く時期が揃うと、咲いたとき華やかで楽しい。
  • 樹形を整えておくと、花が咲い時にカッコいい。

といった人間の好みの都合です。

 

 夏剪定で私が注意している点が2つあります。

 それは、夏剪定後は水の吸い上げがグッと落ちるので、水やりの頻度を落とすこと。今までと同じ頻度で水やりすると根腐れして枯れることがあります。二つ目は、水の吸い上げが減ると肥料の吸い上げも減るので、肥料やりを控えること。私は、新芽が出てきてから肥料をやるようにしています。

 

2021年9月17日 施肥

 夏剪定をしてから約2週間経ち葉も出てきたので、秋花に向けて肥料をやりました。使ったのは、住友園芸のマイローズ バラの肥料です。

 これは2~3か月も効果が持続するため、今年の肥料はこれで終わりにするつもりです。

 この肥料の用量は、6号鉢で20g、10号鉢で70gとなっています。8号鉢だと45gくらいでしょうか。まずは測って量を把握し、その後は目分量でやりました。f:id:kota2009:20210917080028j:plain

 

2021年10月7日 秋花が咲き始めた

 夏剪定してから一か月経ちました。ポツポツと秋の花が咲き始めました。

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今年も元気なリベルラ

 

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シャリファアスマもそろそろ咲きそう

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ジュビリーセレブレーションは部屋に飾った

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ジュビリーセレブレーション


2021年10月22日 黒点病・うどん粉病が全く出ない

 8月にベニカXガード粒剤を撒いたせいか、黒点病・うどん粉病が全く出ません。

これは助かります。

 私の育てているバラで比較的弱い品種(例えば あおい)にも、全く病気が出ません。すごい効き目だ。

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あおいの葉も青々としており、病気が出ていない

 

2021年10月28日

 秋バラは長持ちする。でも、ずっと枝に花をつけておくのも株の体力を奪いそうなので、早めに切って部屋に飾るようにしています。

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部屋に飾ってみた

 

2021年12月10日

 今年の春から調子の悪かったジュビリーセレブレーション。寒くなるのを待って、掘り上げてみた。やられていた。カミキリムシだ。ここ数年、バラが調子を落とすのは決まってカミキリムシの幼虫だ。株元に大穴を開けられては、調子を落とすのも仕方がない。

 小さな鉢に植え替えて、復活するか気長に見てみようと思う。

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カミキリムシの幼虫に穴をあけられたジュビリーセレブレーション

 

最後に

 今年もきれいな花を咲かせてくれしました。

 来年度の記録は別記事にまとめることにします。

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バラの記録 2020年度

 バラを育てています。育てている品種は、レディエマハミルトン、ジュビリーセレブレーション、ムンステッドウッド、シャーロットオースチン、シャリファアスマ、あおい、みさき、シェエラザード、ホーラ、リベルラ、パープルレイン、ドンファン、オプティミスト。

 ここにその育成記録を記します。昨年度の記録は、別エントリに記しています。

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2020年3月15日

 暖かい日が続きバラの芽も出てきたので、殺菌剤を撒きました。今回使ったのはサンボルドー。

 薬剤の選び方については、別エントリにまとめています。

kota.hatenablog.com

 

 この時期は、葉が増えるに従い鉢が乾くのが早くなります。水やりの難しい時期です。私は10日に1度くらいのペースで水やりをしています。

 

2020年4月20日

 あおいがそろそろ咲きそうです(この時期は、ガクが割れてからがながいのですけどね)。育てているバラの中で、今年の一番花はあおいかな。

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そろそろ咲きそうな、あおい

 

あおいについては、別記事にまとめています。

kota.hatenablog.com

 

2020年4月21日

 そろそろ花が咲きそうなので、殺菌剤を撒きました。前回の散布した薬剤とのローテーションを考えて、今回はエムダイファーを撒きました。

  もし、まだ殺菌剤を撒いていない方がいらっしゃったら、花が咲く前に一度散布しておくのがお勧めです。エムダイファーやサンボルドーのような殺菌剤は、葉や花に薬剤の色がつきます。花が咲いているときに撒くと、花の美しさを損ねますので、花が咲く前に撒いておきましょう。花後の5月末には、黒星病やうどん粉病が出てきますので、その前に散布するのが薬剤量を減らすコツです。

 

2020年4月25日

  鉢で育てているバラがいくつかあります。その中の一つ、シャリファアスマの調子がよくありません。こういう時は、水やりを控えて、肥料をやるのも控えてそっとしておくのが一番です。ただ、困ったことに、他の鉢のバラは元気で、特にこの時期はグングン伸びていくため根が水分を吸い鉢がよく乾きます。調子の良いバラと同じタイミングで、調子の悪いバラの水やりをやると、水のやりすぎになって一層調子を落としていきます。鉢ごとにベストのタイミングを見極めて水やりするのがよいのですが、面倒なのでそんなことはやってられません。そこで、調子の良いバラの鉢にバーグチップを敷いて鉢の乾きを遅くします。これで、水やりタイミングを揃えます。

 

2020年4月29日

 日当たりや品種によって花の咲くタイミングはバラバラ、各々のペースでどんどんとつぼみが大きくなりガクが割れてくる様子を見るのは楽しい。下の写真はリベルラ。藤色のヒラヒラした繊細な花を咲かせ、それなのに株は丈夫なバラです。

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もうすぐ咲きそう、つぼみのガクが割れてきた

 

 

2020年5月1日

 つるバラのドンファンが咲きました。私の育てている中で今年一番初めに咲きました。

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一番初めに咲いたドンファン

 

 写真のように、つぼみが3つある枝の真ん中が咲きました。残りの二つも咲くと、窮屈になりそうだったので、真ん中の花は摘んで部屋に飾ることにしました。これからどんどん花が咲いていくので、こうして部屋に花のある生活がしばらく続けられそうです。

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花を摘んで部屋に飾ります

 

 ドンファンについては以下にまとめています。

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2020年5月4日

 あおいが咲きました。私の育てているバラの中では2番目の開花です。

 あおいの花は、あずき色。和バラということもあり、私はそう表現しています。この色が好きです。

 放っておくと、一枝に30ほどのつぼみをつけてブーケのように咲きます。咲き過ぎなので早めに花を摘み取るようにしています。株が疲れてしまいそうに思いますから。摘んだ花は部屋に飾ります。

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あおい

 

2020年5月6日

  リベルラが咲きました。私の育ているバラの中では3番目の開花です。

 リベルラは、藤色の花色でフリフリの花びらが特徴的です。香りも強く、好きなバラです。また株も丈夫です。

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リベルラ

 

リベルラについては以下にまとめています。

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2020年5月8日

 パープルレインが咲きました。

 パープルレインは、河本純子さんが作出したバラです。紫系で、香りが強くて花もちがの良いバラがそれまで無かったので、このパープルレインを作ったそうです。その通り、香りが強いバラです。そして、花もちが良いため、切り花としてうられているようです。

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パープルレイン

 

2020年5月9日 

 シェエラザードが咲きました。

 シェエラザードは私の一番好きなバラです。バラを育てて良いのは一つだけと言われたら、シェエラザードを選びます。個性的な花びらの形が可愛い、また花もちが良く、花が落ちる寸前になるまで花が綺麗。それに病気にも強い。とても優秀なバラです。

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シェエラザード

 

 シェエラザードについては、以下にまとめています。

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2020年5月10日

 ジュビリーセレブレーションとオプティミストが咲きました。また、追肥も行いました。

 今年のジュビリーセレブレーションは、春から弱々しい。毎年元気に伸びる新芽も勢いがなかったため、ツボミを摘んで一つだけ残した。だから、春の花はこれが最初で最後。そんな年もあって良い。

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ジュビリーセレブレーション

 

 オプティミストは、毎年あまり咲かないバラ。ツボミをつけてもボーリングして開かないことがそれなりにあります。株は丈夫で、病気にも強い。そのせいで、いつもほったらかしにしてしまう。今年の花も色んな虫に食べられて繊細な美しさではないけど、楽観主義者は元気にしています。

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オプティミスト

 

 これまで花が終わるまで追肥はしていなかったのですが、今年はつぼみの多い今の時期に追肥しました。最近のバラは花が多い・大きいので肥料を切らすのは良くないと、Youtubeで見たため。どっちが正解かは分からないけれど、やってみて結果を見て考えようと思います。

 

2020年5月11日

 ムンステッドウッドが咲きました。また、ホーラが気づいたら咲いていました。。。

 ムンステッドウッドは、香りの強さが特徴です。ダマスク香という香水のようなにおいがします。株も強くて、どんどん枝が伸びてきます。私は、大きく育てるスペースがので、大胆にバシバシ枝を切っています。

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ムンステッドウッド

 

 ムンステッドウッドについては以下にまとめています。

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 ホーラは、バラの家の木村卓功さんが作出したロサオリエンティスブランドのバラです。花色がピンクで平凡だという理由で人気のあるバラではありません。他人評価はそうですが、私は結構好きです。パウダーピンクって綺麗です。

 今年のホーラは特別調子が良くて、とても大きな花が咲きました。大きすぎて枝がしなっています。

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ホーラ

 

2020年5月12日

 リベルラが満開。一枝に5つの花を咲かせていて、密集感が綺麗です。

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満開のリベルラ

 

2020年5月13日

 みさきが咲きました。

 みさきは、パウダーピンクの綺麗な花が咲きます。花びらの繊細な感じも美しい。香りは、石鹸のようないい匂いがします。たくさん花を咲かせるので、早め早めに古い花を摘み取るようにしています。

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みさき

 

 みさきについては、以下にまとめています。

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2020年5月16日

 シャーロットオースチンが咲きました。

 シャーロットオースチンは、名前から分かる通りデビッドオースチンが作出したイングリッシュローズです。淡い黄色、シャンパンイエローの花が咲きます。私のところではあまり丈夫ではありません。それで、今年は花芽を多く摘み取っています。

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シャーロットオースチン

 

 シャーロットオースチンについては、以下にまとめています。

kota.hatenablog.com

 

2020年5月17日

 バラの花ガラ摘みを行っています。種類によって、散り際の花も個性があって面白い。イングリッシュローズは、花は汚くならずパッと散ります。ドンファンは、花びらが強くなかなか散らずに、花がついたまま乾燥していることが良くあります。

 散り際の花も美しいのが、シェエラザード。色が退色して渋い紫色に変わり、ヒラヒラになった花びらはとても美しい。下の写真は、花びらが散りそうだったので摘み取ったシェエラザードの花です。とても綺麗です。

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散り際になっても美しいシェエラザード

 

2020年5月18日

 ホーラがすごく良い。

 ホーラを買ったのは2016年。今年で5年目になります。これまで、ホーラってあまり綺麗なイメージが無かったのですが、今年はとても綺麗な花が咲きます。どうもこれまでは上手に咲けていなかったようです。パンフレットには、春は淡いピンクのロゼット咲きとあったのですが、どうも違う咲き方をしていたようです。

 株が大人になって力がついたということでしょうね。

 ホーラの花は、花もちがよくて香りは強い方だと思います。花が開いてから、どんどん大きくなっていく咲き方をします。良い花です。

 今年は、ホーラをすっかり見直しました。

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大人になって綺麗に咲くホーラ

 

2020年5月19日

 昨日は大雨でしかも風が強かった。朝、バラの様子を見に行くと、あおいの枝が折れていました。あおいは、細い枝にもたくさんの花をつけるため、どうしても枝に負担がかかります。

 枝の折れたあおいを摘んで部屋に飾りました。下の写真の右があおい。ちなみに左はシェエラザードとホーラのロサオリエンティス組。

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枝の折れたバラを部屋に飾る。右があおい、左はシェエラザード&ホーラ

 

2020年5月31日

 シャリファアスマが咲きました。

 今年は株の調子が良くないので、つぼみを摘んで咲かないようにしていたのですが、気づかないうちに咲いていました。

 シャリファアスマは、イングリッシュローズの古いバラで、世界で一番香りの良いバラだと私は思っています。イングリッシュローズらしく花はすぐ散ります(デビッドオースチンは、花の形が崩れる前にサッと散るバラを目指していたようです)。

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シャリファアスマ



2020年6月2日

 5月の初めに咲いたシェエラザードは相変わらず咲き続けています。一か月近く咲き続けていることになります。今年も良く咲きます。

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1か月近く咲きづつけるシェエラザード、今年もよく咲く。

 

 2020年6月7日

 昨日はひどい雨だった。雨が降ると泥が跳ねて黒星病が出ます。そこで、殺菌剤を散布しました。使った薬剤は、サンボルドーとサルバトーレを混ぜて使います。

 黒星病はカビの仲間で、胞子が葉の裏に付くと菌糸を葉に伸ばして葉を枯らします。菌糸を伸ばす前の状態での殺菌効果が高いのがサンボルドー、菌糸を伸ばした状態での殺菌効果が高いのがサルバトーレです。そして、両方の状態に効かせるために二つの薬剤を混ぜて使います。

  黒星病対策は、早め早めに殺菌剤を使っていくのが経験的には効果的で、結果的に薬品の使用回数も減ります。

 

薬品 菌糸を伸ばす前に対する効果 菌糸を伸ばした後に対する効果
サンボルドー ×
サルバトーレ ×

 

住友化学園芸 殺菌剤 サンボルドー 2g×10
 
ハイポネックス サルバトーレME 20ml

ハイポネックス サルバトーレME 20ml

  • メディア: Tools & Hardware
 

 

2020年6月11日

 鉢で育てているバラに追肥をしました。使ったのは、住友園芸科学の肥料マイローズバラの肥料。

 通常の肥料は効き目が1か月だけど、これは2か月効き目が継続します。バラは、8月になると暑さで成長が止まるので、今から2か月効くと丁度良い。

 

2020年6月14日

 カミキリムシにやられました。

 ドンファンの根元に大きな穴が開いていました。写真では分かりづらいですが、二つ穴があります。カミキリムシの幼虫は”テッポウムシ”とも呼ばれ、樹を食べて穴を開けます。

 テッポウムシに対しては、あまり有効な対策は無さそうなので、仕方ないという感じです。

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テッポウムシの痕

 

2020年6月28日

 バラに殺菌剤を散布しました。この時期に散布しておくと9月初旬までは病気が出ないことが多いので、毎年この時期には散布しておくことにしています。

 使った薬剤は、トップジンMとエムダイファー水和剤。薬剤は、ローテーションが必要なので、前回とは薬剤を変えています。

 

 2020年7月2日

 ドンファンが繰り返し咲いています。つるバラなのによく繰り返し咲きます。また、普通のバラは繰り返し咲くほどに花が小さくなりますが、ドンファンは(春ほどではないけれど)大きな花が何度も咲きます。

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繰り返し咲くドンファン

 

2020年7月18日

 今年の梅雨は雨が多い。ここ2週間くらい鉢バラにも全く水やりをしていません。

 そうは言ってもそろそろ梅雨が明けるので、自動水やりタイマーを今年もセットしました。私が使っているのはセーフティ3の自動水やり機です。詳しくは、別記事にまとめていますが、丈夫でトラブルのないことが気に入っています。購入してから今年で9年目ですが、水漏れなど無くノートラブルです。買って良かったもののひとつです。

kota.hatenablog.com

 

2020年8月23日

 先月、自動水やり機をセットしてから、一か月以上何もしていませんでした。毎日35度を超える猛暑の中でバラの手入れをせずに済むのはとても楽でした。

 さて、そろそろコガネムシの幼虫が動き出す時期なので、オルトランDXを鉢バラに撒きました。私は、殺虫剤をほとんど使わないのですが、コガネムシの幼虫だけは別です。鉢バラに発生すると、かなり高確率でバラが枯れます。

 ご参考までに、京阪園芸の小山内健さんがコガネムシの幼虫の対策について教えてくれているYoutube動画を貼っておきます。


【バラの育て方】コガネムシの幼虫からバラを守る!方法

 

 

 

2020年9月5日

  夏選定をしました。今年の夏選定は、少し難しかったです。

  夏剪定をする理由は、3つ。

  • 花の咲くタイミングを揃えて、一斉に咲くようにする
  • 花の咲く高さを調節する
  • 樹形を整える

 

 今年の夏は暑かったため、枝の下の方の葉が落ちていて、深く切ると葉のない枝になります。書く枝には、最低でも葉が2枚は残したいため、深く切ることができません。

 深く切れないと、樹形が整わないんですよね。今年は、樹形については妥協して切りました。

 

2020年9月13日

  バラに肥料をやりました。

  バラは、春と秋にグンと成長するので、この時期に肥料をやると結果が良いようです。ただし、夏の暑さに調子を落としているバラに肥料をやると余計に調子を崩すので注意が必要です。株の状態、例えば残っている葉の枚数を見て、葉の数が少ない株には肥料を少なくすると良い。これがなかなか難しくて、肥料は元気の素と思っていると、弱っている株に肥料を多めにやりたくなります。注意です。

 

2020年9月21日

  コガネムシの幼虫対策として、オルトランDXを撒きました。

 

2020年9月29日

 リベルラの秋花が咲きました。9月初旬に夏剪定した後にシュートが出て瞬く間に花が咲きました。

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2020年10月

 秋バラが次々に咲いています。咲いた順に写真を貼っておきます。

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あおい

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シェエラザード

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リベルラ

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シャリファアスマ

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リベルラ

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シェエラザード(秋の花は色が濃い。。)

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ムンステッドウッドとシェエラザード

 

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もうすぐ咲きそうなパープルレイン

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今年は本当に良く咲くリベルラ

 

2020年11月29日

 ほとんどのつぼみは咲き終えて今年のバラの花ももう終盤です。みさきとホーラが少しつぼみを残していますが、寒さが増す中で咲けるかは微妙なところ。

 今日のみさきは、寒さのため花が開かずに丸まった感じになっています。また、花も虫にかじられて穴が開いていますが、それはご愛敬。

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冬のみさき

 

バラの記録 2019年度

 バラを10種類ほど育てています。

 このエントリでは、バラの育成状況を時系列で記していこうと思います。

 

2019年3月31日

 今年初めての薬剤散布をしました。今回使ったのはサンボルドー。

 薬剤の選び方については別エントリにまとめています。

kota.hatenablog.com

 

2019年5月1日

 バラが咲きました。私の育てている中で一番先に咲いたのはドンファン。

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今年一番に咲いたのはドンファン

 

 他のバラは、あと少しで咲きそうです。

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ガクが開きそうなシャーロットオースチン

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シャリファアスマももう少しで咲きそう

 

 花を咲かせるのはもう少し先になりそうですが、蕾が多くて楽しみなのは”みさき”ですね。ひと枝にたくさんのつぼみがついています。毎年花が多くてその重みで枝がしなります。

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ひと枝にたくさんのつぼみを付けた”みさき”

 

2019年5月3日

 今年2回目の殺菌剤散布をしました。そろそろ散布をしないといけないなとは思っていたのですが伸び伸びにしていましたが、”みさき”に軽くうどん粉病がでていましたので慌てて散布しました。使用したのはエムダイファー。

 ”みさき”は私の育てているバラの中で病気に弱い方で、毎年”みさき”に病気が出ると他のバラもそろそろ病気になるかもと思っています。

 

2019年5月6日 シャーロットオースチンが咲いた

 私の育てているバラの中で2番目に咲いたのは、シャーロットオースチン。いつもの年より1週間ほど早いです。

 シャーロットオースチンの花は、深みのある黄色です。この黄色は中々他ではありません。

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シャーロットオースチンの一番花

 

2019年5月10日

 シャリファアスマが咲きました。私の育てているバラの中で3番目に咲いたバラです。シャリファアスマは、花もちはそれほど良くないですが、香りは最高に良いです。古い品種ですが、これに勝る香りのバラを知りません。

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シャリファアスマ

 

2019年5月11日

 つるばらのドンファンが随分花を咲かせました。7分咲きと言う感じ。ドンファンの花は大きいので迫力のある景色になります。

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7分咲きのドンファン

 

 2019年5月12日

 気づくと様々なバラが咲いていました。

 まずはジュビリーセレブレーション。明るくて、大きな花が咲きます。香りも強く、花もちもイングリッシュローズの中では良い方。名花だと思います。

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ジュビリーセレブレーション

 

 つぎに”あおい”。あおいは花の色が小豆色なところが好きです。たくさんの花を咲かせます。

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あおい

 そして、パープルレイン。青色の花のバラは一般に弱いのですが、このパープルレインは丈夫。しかも花もちが良く、香りも強い。

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パープルレイン

 

2019年5月13日

 シャリファアスマも咲きました。これは、イングリッシュローズの古い品種で、もうカタログから落ちていると思います。バラの中で最強の香り。強いフルーツ香りが大好きです。

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シャリファアスマ

 

2019年5月14日

 みさきが咲きました。名前からも分かるように日本のバラ。石鹸のような強い香りがします。花もちも良いバラです。

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みさき

 

 シェエラザードも咲きました。シェエラザードはバラの家の木村さんが作出したバラ。ロサオリエンティスの初期のバラです。香りがあり、花もちがよく、病気にも強い、とても優秀なバラです。私が育てているバラの中では、一番好き。

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シェエラザード

 

2019年5月15日

 リベルラも咲きました。リベルラは新しい品種。1年前に発売が始まったと思います。新しい品種だけあって育てやすい。藤色の花がバラには珍しくて好きです。

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リベルラ

2019年5月17日

 レディエマハミルトンが咲きました。オレンジの花色が大好きです。また香りもとても強く良いにおいがします。

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レディエマハミルトン

 

2019年5月18日

 あおいが3分咲きです。あおいは日本のバラ。落ち着いた色の花が多数咲きます。とてもたくさんの花をつけ、一枝でブーケのようになります。枝が細くても花をつけるので、花の重みで枝がしなります。

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3分咲きのあおい

2019年5月19日

 週末は、バラの世話のついでに花を摘んで痛みの少ないものを部屋に飾りました。下の写真は、ジュビリーセレブレーションとシェエラザード。この時期は、部屋はバラの花が絶えません。

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花を摘んで、部屋に飾ります

 

 またムンステッドウッドが咲いていました。これは強いダマスク香が特徴で、バラの世話をしていると花に顔を近づけなくても香ってきます。

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ムンステッドウッド

 

2019年5月26日

 今日は北海道で気温が37度を超えたとか。暑くなってきました。気温が上がると、黒星病やうどん粉病が出てきます。その予防のため、殺菌剤を散布しました。使用した薬剤は、サンボルドーとサルバトーレ。その二つを混ぜて散布しました。病気を防ぐには早め早めの薬剤散布がコツです。 

ハイポネックス サルバトーレME 20ml

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 今の時期はレディエマハミルトンが満開です。毎年、レディエマハミルトンはのんびり屋で他のバラから10日ほど遅れて咲き始めます。おかげで満開の時期も他のバラよりも10日ほど遅く、楽しめます。

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満開のレディエマハミルトン


 2019年6月2日

 花ガラ摘みを精力的に行っています。

 花ガラ摘みの時に考えるのは、枝をどこまで切るか?でしょう。私は新苗以外は、深くきり戻すことにしています。書籍では、今年伸びた枝の上3分の1で切ると書いているものが多いのですが、私は上3分の2で切ります。上の方で切ると細い枝が多くなり、樹形のバランスを取りづらいことが多いためです。株全体の高さを決めて、どの枝もその高さで切るようにすると、枝の上3分の2くらいで切っている場合が多い。

 

 花ガラ摘みをしていると、ハナグモを見かけます。ハナグモはクモの巣を作らず、花に住んで、ここに近づいてきた虫を捉えます。花を摘んでしまうと、ハナグモ君の住みかを奪ってしまいます。そうするとハナグモは困るのだろうと思うと、痛んだ花も摘めずに残してしまいます。

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あおい に住みついたハナグモ

 

2019年6月7日

 梅雨入りしました。この時期はバラを育てるのが難しい時期です。一つは病気が出やすいこと、もう一つは水やりが難しいこと。

 バラの病気で黒星病は梅雨の時期からよく出ます。こまめに薬剤を散布しても、病気に弱いバラはどうやっても黒星病にかかります。黒星病にかかると樹勢が落ちて秋の花が減ります。でも、別に枯れるわけで無し(私のバラは病気で枯れたことはありません)、のんきに構えるのが良いと思っています。

 一方で水やりは失敗すると、バラが枯れることがありますので要注意です。今年は、花が咲いていた時期には二日に一度水をやっていた株も、花ガラ摘みをすると4日に一度に水やり間隔が伸びました。気温は上がるのに水やり間隔を伸ばすというのがなかなか難しい。これに雨が降ると、いつ水やりしていいのか見極めるのが難しくなります。私は、SUSTEEという湿度計を使っています。これを使ってから水やりの失敗が無くなりました。

 

2019年6月13日

  細い枝を摘み取ったり、中耕したり、ゆっくりバラの世話をしています。こういう作業は別にやらなくても構わない。ただ楽しいからやっています。ビール片手に土を触っていると楽しい。至福の時間。

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2019年6月23日

 ドンファンが2番花を咲かせました。ドンファンは春に沢山の花を咲かせるのに、2番花、3番花と繰り返しよく咲きます。この時期は花が少なく寂しいので、とても重宝しています。

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ドンファンの2番花

 2019年7月7日

 2番花がちらほら咲いている中で、ドンファンだけは多くの花をつけています。この時期は気温が上がって花が長持ちしないので、摘んで部屋に飾りました。

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2番花でもたくさん咲くドンファン

 2019年7月14日

 シェエラザードが咲き始めました。今年のシェエラザードは夏バラでも花の大きさが小さくなりません。綺麗です。

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シェエラザードは梅雨も元気

 

2019年7月21日

 梅雨で太陽も出ないのに、シェエラザード順調に咲き進んでいきます。光合成をいつしてるのでしょうね?

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咲き進むシェエラザード

 

2019年7月28日

 台風が過ぎ去り、雨上がりの様子を見に行ったら、あおいが咲いていました。夏花でも花色は渋い和の色。

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夏でも咲き続ける あおい

 

 そろそろ梅雨明けの時期です。暑くて気温は30度超え。こう暑いと水やりも大変なので、自動散水機をセットしました。毎年夏になると自動散水機を使っています。今年で8年目。水やりを自動でできるととても楽です。旅行にも行けますしね。

kota.hatenablog.com

 

2019年8月31日

 8月も最終日になり、バラの夏剪定をしました。

 夏剪定の目的は、枝を切ることで

  • 夏の間に崩れた樹形を整える
  • 一斉に花が咲くようにする

を行うこと。要するに綺麗に咲かせるために行うのが夏剪定です。ですから、バラの健康という点では、夏剪定はしない方が良いです。夏剪定は、株に負担をかけます。夏剪定で枝をどこまで切るかは、その株の健康状態で決めます。元気な株は深く枝を手も大丈夫ですが、夏バテして弱っている株は浅く切ります。

 下の写真は、シェエラザードを夏剪定した様子。左が夏剪定前で、右が切った後です。枝の高さを揃えるように切りました。少し深く切り過ぎた気もしますが、今年のシェエラザードは元気なので、これくらい切っても平気だと思います。

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左:夏剪定前、右:夏剪定後

 

2019年9月9日

 台風15号による強い雨と風でどうなることかと思いましたが、比較的被害は少なかったですね。

 つるバラのドンファンの枝が風でたくさん折れましたが、ドンファンは強いので平気ででしょう。

 他のバラは、葉が風で吹き飛ばされたものが多く少し心配。また、台風の後は黒星病などが出ることがあるため、殺菌剤を近いうちに撒こうと思います。

 

2019年9月29日

 秋バラが咲きそうです。9月の気温が今年は高かったので、秋バラが咲くのも早い。

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シェラザードの秋の花がもうすぐ咲きそう

 

2019年10月17日

 台風が通過して、バラも枝が折れたり葉がちぎれたりしました。そんな中でも、花芽が大きくなっていきます。

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秋のみさき。春より色が濃い。

 

2019年10月19日

 今日はグッと気温が下がり暖房を入れたい気分。シェエラザードを見ると雨の中元気に咲いていました。

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雨の中咲くシェエラザード

 

2019年10月20日

 気づいたらリベルラも咲き始めていました。フリルの入った花びらが綺麗です。

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もうすぐリベルラ

 

2019年11月7日

 今年のドンファンは元気です。秋も深まり気温が下がってきているというのに、どんどんつぼみが大きくなっていきます。

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つぼみ膨らむドンファン

 

 2019年11月16日

 今年の秋は薬剤を全く散布しておらず、花は虫食いだらけ。それはそれで自然な美しさだと思っています。それでも、この時期になると気温も下がって虫も居なくなり、花は綺麗な姿を見せます。少し花を摘んで部屋に飾ることにします。

 左からリベルラ、ムンステッドウッド、下に行って、みさき。春夏はグレイッシュブルーのリベルラがこの時期はピンクがかるのが面白い。

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花摘み

 

この花摘みをしたリベルラが、一日経つと綺麗に花を開きました。

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開いたリベルラ

 

2019年11月24日

 シェエラザードの最後のつぼみが咲きました。今年もご苦労様でした。落葉するまでしばらくありますので、その間に光合成をしっかりして欲しいものです。

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今年最後のシェエラザード

 

 

2019年12月30日

 今年は冬になっても急に気温の高い日があります。そのせいでしょうか。あおいがシュートを出そうとしています。折角のシュートですが、冬ですから育たたないでしょう。これから雪が降ったりすると、痛んでしまうのでちょっともったいないです。

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真冬のシュート

2019年1月30日

  鉢バラの土替えの準備のため、自動散水機を外しました。

 

2020年1月3日

  つるバラドンファンの仕立て直しと、他のバラの土替えをしました。

  ドンファンは、根元から生えている枝を1/3の数きりました。これは、枝を3年で更新するので1/3です。残した枝から、細い枝を切り落として、フェンスに誘引し直します。

  鉢バラは、土替えの前に枝乗り気戻しをします。細い枝を抜いて太い枝だけにし、残った枝を適当な高さで切り揃えます。切る高さは、株を大きくしたい時は高くし、小さくしたい時は低くします。どこで切っても花は咲くので、適当にフィーリングで切っています。

  土替えは、株を鉢から抜いて、2/3位の大きさになるまでほぐして土を落とします。落とした土は、ふるいで振るって粒の大きい土は再利用します。土が足らない分は、赤玉土の小粒を足しておきます。昔は、土にも凝っていたのですが、最近は赤玉土を追加するだけにしています。

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土替え

 

最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございます。2020年度の記録は別エントリに書いていくことにします。

kota.hatenablog.com

 

デビッドオースチンを悼む

  2018年12月18日、イングリッシュローズの生みの親、デビッド・オースチンが無くなった。享年92歳。
  香りが強く、四季咲きのイングリッシュローズという一つのカテゴリを生み出した偉業は、誰もが認めるところだろう。

  私も、シャリファアスマ、レディエマハミルトン、ジュビリーセレブレーション、ムンステッドウッド、シャーロットオースチンの5種類のイングリッシュローズを育てています。そのどれもが庭に溶け込む花色で美しい、もちろん香りも良い。花が5日ほどでバサッと落ちるのは、デビッドオースチンの好みだそうだ。痛んだ花が残るのは庭の景色として見苦しいというが彼の考え。

 デビッドオースチンのバラのエントリ

  

 デビッドオースチンの作品をこれからも大切に育てたいと思う。

バラの消毒薬の選び方、ローテーションも考えて

 バラを育てていると、バラが病気にかかって元気をなくすことがありますよね。バラの病気はうどん粉病と黒星病が殆どで、これらを防げば、バラは元気に育っていきます。

 バラの病気を防ぐために、消毒薬(殺菌剤とも呼ばれます)を散布するのが効果的。でも何を使えばいいのか分かりにくいですよね。私はバラを育てて9年目ですが、最初のうちは色々と試行錯誤しました。だんだんコツが分かってきましたので、今ベストだと思う方法をまとめます。

 ポイントは薬剤のローテーションと、予防薬と治療薬の二つを使うことです。

 

うどん粉病と黒星病

 うどん粉病と黒星病は、カビのような菌により起こります。この菌は土の中にいて、雨が降った時や水やりの時に水が土から跳ねるとき、その水に乗ってバラの葉に菌が付着します。

 そして葉の上の菌が菌糸を伸ばして、病気が発症します。

 

薬剤のローテーション

 バラの病気を防ぐために、菌を殺す薬剤(殺菌剤)を散布します。ところが殺菌剤でも死なないで生き残る菌が中にはいます。同じ薬剤を使い続けると、その薬剤で死なない菌(耐性菌)が増えてきて、殺菌剤が利かなくなってきます。

 これを防ぐために殺菌剤のローテーションを行います。つまり、成分の異なる薬剤を複数用意して、順番に使っていくわけです。

 ここで注意があります。商品名が異なる薬剤でも、成分が同じ・あるいは似ているものが結構多いのです。例えば、サブロール、サルバトーレ、トリフミンという3つの薬剤は成分が似ていて、これらを順番に使ってもローテーションをしていることになりません。つまり耐性菌が出てきて、次第に薬剤が利かなくなります。

 

二つの殺菌剤

 実は殺菌剤には2種類あります。発病前の菌を殺す殺菌剤と、発病後の菌を殺す殺菌剤の2種類です。前者を予防薬、後者を治療薬と呼ぶこともあります。この二つの役割を同時に果たす薬剤は今のところありません。そこで、2種類の薬剤を混ぜて使うことになります。

 

薬剤の整理

予防薬(発病前の菌を殺す)

 予防薬として代表的なものをまとめました。ローテーションとしては、A→B→C→Aと順番に使っていけば完璧です。 

分類  系統 薬品名
A 無機銅系 サンボルドー、カスミンボルドー、Zボルドー
B 有機銅系 キノンドー、オキシンドー
C 硫黄系(マンゼブ) ジマンタイゼン、エムダイファー

 

治療薬(発病後の菌を殺す)

 治療薬として代表的なものをまとめました。ローテーションとしては、ア→イ→ウ→アと順番に使っていけば完璧です。

分類  系統 薬品名
アニリノピリミジン系 ピリカット
EBI系 サブロール、サルバトーレ、トリフミン
ベンゾイミダゾール系 トップジンM、ベンレート

 

 

 実践的な薬剤ローテーション

  私の薬剤の使い方を具体的に書いてみます

 3月に、予防薬だけを撒きます。私が使っているのは、サンボルドーです。3月には病気は起こらないのですが、土を殺菌するつもりで撒いています。

 それ以降は、次のように薬剤を撒いています。

 時期 散布する薬剤
4月初旬 サンボルドーとトップジンMを混ぜたもの
5月下旬 エムダイファーとサルバトーレを混ぜたもの
6月上旬 エムダイファーとトップジンMを混ぜたもの
6月下旬 サンボルドーとサルバトーレを混ぜたもの
7月上旬 サンボルドーとトップジンMを混ぜたもの
9月上旬 エムダイファーとサルバトーレを混ぜたもの

 

 8月は気温が高く病気が出ないので薬剤散布は行っていません。また秋以降はバラが成長しないので病気になっても構わず、薬剤散布は行っていません。

 

 こんな状態で薬剤散布していると、病気で困ることはありません。

 

まとめ

 バラの消毒薬の散布についてまとめました。予防薬と治療薬のそれぞれをローテーションするため4つの薬剤を使っています。使っているのは、サンボルドー、エムダイファー、サルバトーレ、トップジンM。

 病気に困ることなく、バラが元気に育っています。

 

おまけ

 育てているバラが2, 3株という方は、スプレー入りの薬剤を使うのが簡単です。以下の二つを交互に使うと良いでしょう。

  •  ベニカXファインスプレー
  • マイローズ殺菌スプレー

 

住友化学園芸 サンボルドー 2g×10 天然成分 殺菌剤

住友化学園芸 サンボルドー 2g×10 天然成分 殺菌剤

 
住友化学園芸 エムダイファー水和剤 2g×10

住友化学園芸 エムダイファー水和剤 2g×10

 
ハイポネックス サルバトーレME 20ml

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住友化学園芸 トップジンMゾル 30ml

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バラの手入れ2018年の記録

 いくつかのバラを育てています。それぞれのバラの成長記録は個別に記しますが、バラ共通の手入れはここに記します。

 

2018年4月8日

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うどん粉病になったジュビリーセレブレーション

 ジュビリーセレブレーションにうどん粉病が出ました。今年は暖かいせいか病気が出るのも早いです。

 くずくずして遅れていた殺菌剤の散布を行いました。使った薬剤はエムダイファー水和剤この薬剤の成分はマンネブ、つまり有機硫黄系の薬剤です。

 この時期にバラだけでなく株元の土にも薬剤散布しておくと、病気の出方が減るように思います。

  バラは、害虫と病気に比較的かかりやすい植物です。害虫は実害が出てから薬剤を散布しても十分間に合いますが、病気は予防的に薬剤散布しておく方が楽です。

 

 

2018年4月15日

 バラゾウムシが出てきました。バラゾウムシは、花の蕾を枯らしてしまうため、困ったもの。地植えのバラには殺虫剤ベニカXファインスプレーを枝先に吹き付けておきました。鉢バラはオルトランを撒いておきました。 

住友化学園芸 ベニカXファインスプレー 1000ml

住友化学園芸 ベニカXファインスプレー 1000ml

 

 

 2018年5月3日

 

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パープルレイン

 気が付けばパープルレインが咲いていました。香りが強く花もちの良い優秀なバラです。

 

2018年5月13日

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満開のパープルレイン

 パープルレインが満開になりました。花が多すぎて枝が倒れてきます。

 

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オプティミストは咲き始めました

 毎年のんびりと咲くオプティミストは、今年もゆっくりです。やっと咲き始めました。

 

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咲き始めた レオナルドダビンチ

 レオナルドダビンチも咲き始めました。

 

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花ガラ摘み

花ガラ摘みをした。摘んだ花はジョウロに突っ込んでおきます。この中から比較的長持ちしそうなものを選んで花瓶にさします。

 

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花の投げ込み

摘んだ花を花瓶に投げ込んだ様子。活け花の心得は無い私は、花を花瓶に投げ込んで部屋に飾ります。

 

2018年5月19日

 バラも満開を過ぎて、徐々に散っていきます。

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満開の あおい

 そんな中で、あおいは満開。花が多すぎてギューギューと密集しています。

 

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遅咲きのオプティミスト

 遅咲きのオプティミストはやっと咲きました。

 

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レオナルドダビンチ

 フェンスに絡めたレオナルドダビンチは今が盛り、もう少し早く咲けばドンファンと同時に咲いたのですが、少しだけい時期がズレました。
 

 

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あおい・みさき・ジュビリーセレブレーションの投げ込み

 あおい・みさき・ジュビリーセレブレーションを摘んで、花瓶に投げ込み。今週はこんな感じになりました。

 

2018年5月26日

  バラの花が一段落し花数が減ったため、殺菌剤を散布しました。使ったのは、サンボルドーとトップジンMを混ぜて散布します。

  バラの病気は、うどん粉病と黒星病が代表的です。どちらもカビの一種で、胞子がバラに付着することで発病します。サンボルドーは、発病前の胞子を殺すことが得意な薬剤で、トップジンMは発病した後の胞子を殺すことが得意な薬剤です。それぞれ働きが異なるため、混ぜて使います。

 

 私の薬剤の使い方をまとめた記事を書きましたので、宜しければ以下も見てください。

kota.hatenablog.com

 

2018年5月27日

  この時期は、気温が上がるため花持ちが短くなります。週の半ばに咲くと見逃すことがあるので、週末に未開花の蕾を摘んで、部屋に飾っておきます。

 

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もうすぐ開きそうな蕾を摘みました。写真は、ジュビリーセレブレーション・シャリファアスマ・レディエマハミルトン。

 

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摘んだ蕾は花瓶に投げ込んで部屋に飾ります。

 

2018年5月28日

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イングリッシュローズ3つ

昨日つぼみを花瓶に投げ込んだものが、一日で見事に開花しました。イングリッシュローズのシャリファアスマ・ジュビリーセレブレーション・レディエマハミルトン、どれも香りが強い。

 

2018年6月9日

  三日前に梅雨入りしました。雨が降ると土から跳ねた水が原因でバラに病気が出やすくなります。病気は予防が大事なので、殺菌剤を撒きました。

  使った薬剤は、サンボルドーとサルバトーレ。この二つを混ぜて使いました。

ハイポネックス サルバトーレME 20ml

ハイポネックス サルバトーレME 20ml

 

 

 

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   また最近は暑くなってきて水やりが面倒になってきたので、自動散水機をとりつけました。これで暑い中で水やりしなくてもいいし、旅行にも気軽に出かけることができます。

 自動水散水機については別エントリにまとめています。

kota.hatenablog.com

 

2018年6月24日

  梅雨の雨が続きます。今日は久しぶりに雨がやんだので、殺菌剤の散布をしました。使った薬剤は、エムダイファー水和剤とトップジンMを混合したもの。薬剤のローテーションをするために、前回使ったものとは変えています。

  梅雨の時期は黒星病が出やすい。この時期に葉を落とすと秋の花に影響するため、この時期に薬剤を散布することはとても大事です。

  また、7月に入ると気温が上がり、黒星病やうどんこ病は出なくなるため、夏が終わるまではもう薬剤散布をしなくても良いと思います。

 

2018年6月29日

 なんと本日梅雨明けしました。6月に梅雨明けするのは初めてだとか。

 もう夏ですね。自動散水機の、水やりタイミングを三日に一度から、二日に一度に増やしました。暑い時期の自動散水機はとても楽です。

 

2018年7月27日

 気温35度超えの日が続きます。気づけば花芽を摘んで、ドンファンの株の体力を消耗させないようにしています。しかし、暑いので目が行き届きません。気づけば花が咲いていました。咲いていた花は摘み取って部屋に飾っておきます。

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2018年7月29日

 台風12号が通過した後、風でバラが折れていないか見に行ったら、咲いているドンファンを見つけました。摘み取って部屋に飾りました。

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2018年8月5日

 連日35度越えの日が続く中、ジュビリーセレブレーションが咲いていました。摘み取って部屋に飾りました。暑い中無理して咲いただけに小さい花です。

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2018年8月15日

 気づいたらみさきとシェエラザードとジュビリーセレブレーションが咲いていました。摘んで部屋に飾っておきます。

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2018年8月25日

 夏剪定をしました。

 一般的に夏剪定は8月下旬から9月上旬にするものと言われており、花が咲く時期から逆算して夏剪定のタイミングを決めると書いている書籍も多い。しかし、私は夏剪定のタイミングにはあまりこだわりません。花が咲く時期は気温次第ですから、どうせ思い通りにはなりません。

 夏剪定で気にするのは、枝の高さと左右のバランスです。枝の高さが高いと、花を見上げる形になるので美しくありません。また、株の左右のバランスが悪いと、見た目に良くないためです。しかし、いくら気を使っても最後にどんな株姿になるのかはバラ次第ですから、大体の位置で切ればよいと思っています。

 今日は、ドンファンがたくさん咲いていたため、夏剪定のついでに摘んで部屋にかざりました。

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2018年9月16日

 黒星病が出てきたので薬剤散布をしました。使ったのは、エムダイファーとサルバトーレを混ぜたもの。今年は、これで薬剤散布は終えるつもり。

バラ ホーラ 2018年の記録

  バラの家の前店主である木村卓功さんが作出したバラがホーラ。このホーラの2018年の記録を記します。

 

2018年4月14日

  いつもの年と比べて成長が早い。せっかくなので枝をピンチしました。枝をピンチすると、花が咲くのが2週間ほど遅れるようですが、今年は成長が早いのでゴールデンウィークの明けた頃に咲くと思います。

 

2018年5月13日

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蕾が付き始めた ホーラ

 春に一度枝先をソフトピンチしたため、ホーラの花は遅い。そろそろ花芽が付き始めました。5月終わり頃には花が咲くかな。

 花が遅い分、株が充実したのでソフトピンチは狙い通りでした。

 

2018年5月26日

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咲き始めたホーラ

 一枝に6,7個のつぼみをつけたホーラ。春に枝をソフトピンチしたせいで開花が遅れていましたが、おかげで蕾の数が増えました。そろそろ咲きそうです。

 

2018年5月27日

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バラ鉢を移動させた際に枝を折ってしまったようです。テープで補強しておきます。

 

2018年6月2日 

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ホーラ

ホーラが咲き始めました。景色を作るのに良いバラだと思います。

 

2018年6月5日

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リベルラとホーラ

この時期は花が少なくなり、咲いているのはリベルラとホーラだけになりました。一輪づつ摘んで部屋に飾ってみました。写真の左がリベルラ、右がホーラ。

 

2018年6月9日

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ホーラの様子

 今の様子を写真に撮りました。一番花の後の剪定を深くしたため、花の終わった枝とそうでない枝の高さがバラバラです。

2018年6月10日

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ホーラの一番花の最後のつぼみです。梅雨入りして雨が降ると花を見れないため、この後花を摘んで部屋に飾りました。

 

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部屋に飾ったホーラ。

 

2018年10月8日

 秋のホーラが咲きました。

 今年は夏剪定をしていないせいで細い枝につぼみを付けています。さすがに細すぎるだろうと思う枝についたつぼみは咲けずに枯れたりもします。来年は深めの剪定を行うことにしよう。

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秋のホーラは赤い



 

バラ シェエラザード 2018年の記録

 シェエラザードは、楽天のバラショップ「バラの家」の前店長の木村卓功さんの作出のバラです。私は、2013年からシェエラザードを育てていて今年で6年目です。シェエラザードは、花の形が独特で花びらの先がツンツンしていて好きです。そして香りが強く、それなのに花もちが良い。さらに病気になりにくい丈夫なバラです。これまで育ててきて欠点らしい欠点の無いバラです。

 また2018年にモナコ国際バラコンクールで芳香賞とフロリバンダ賞の二つをW受賞しました。世界が認める優秀なバラです。

d.hatena.ne.jp

 

 ここではシェエラザードの2018年の記録を残します。シェエラザードは昨年8号深鉢の底から根を出してきて窮屈そうだったため、今年は鉢増しして10号鉢に植えています。

 

2018年4月15日

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花の蕾がだいぶ大きくなってきた

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真ん中の一番大きな蕾を摘み取った

 随分と花芽が大きくなってきています(上の写真)。このまま咲かせると、真ん中の蕾が先に咲くため、それを摘み取って残りの蕾が一斉に咲くようにしました。

 

2018年4月21日

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 シェエラザードは順調に育っています。枝にはたくさんのつぼみがついて、咲くのが楽しみです。また、早いつぼみはガクが下りてきていて、来週には咲きそうです。

 

2018年4月29日

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 最初の一輪が咲きました。昨年より2週間ほど咲くのが早いですね。花形はまだシェエラザードっぽくない、もう少し開くとシェエラザードっぽくなります。

 

2018年5月6日

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3分咲きのシェエラザード

シェエラザードが咲き始めました。3分咲きというところです。花びらがツンツンしててい個性のある花形、香りも強い、花もちも良い。何よりも花が散る寸前まで綺麗な様子を維持します。

 

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日を浴びるシェエラザード

直射日光を浴びて輝くシェエラザードを写真に撮りました。横から見ると咲いていないつぼみがまだまだたくさんあることが分かります。

2016年5月10日

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シャーロットオースチンとシェエラザード

 シェエラザードとシャーロットオースチンの組み合わせは、紅白揃ってめでたい感じがします。実際のシャーロットオースチンはシャンパンイエローですが、そこは許容誤差内ということで。
 

 

2018年5月13日 

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散り際も綺麗なシェエラザード

 シェエラザードは満開を過ぎて、花ガラを摘んでいます。上の写真は摘んだ花ガラ。シェエラザードは散り際も花が美しく見苦しくなりません。

 

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花蜘蛛が住んでいます

 

 花ガラを摘もうとしたら、花蜘蛛がいました。花蜘蛛の住みかを奪うのは気が引けたので、この花は摘まずに残しておきました。花びらが散れば、別の花に移動するでしょうから、それから摘むことにします。

 

 

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蕾はまだ残っています

 花ガラを摘んでも、まだつぼみは残っていますので、まだしばらくは花を楽しめそうです。

 

2018年5月19日

 

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一番花の終わりが近づくシェエラザード

 

 シェエラザードの花ガラを摘んで綺麗な花だけを写真に写しました。一番花は、これが最後かな。

 

2018年6月9日

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シェエラザードの様子

 今の様子を写真に撮りました。一番花の後の剪定を深くしたため高さは低めです。2番花のつぼみがいくつか出ています。

 2018年10月8日

 シェエラザードは秋でも良く咲きます。

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2018年10月12日

 今年はシェエラザードを10号鉢に鉢増ししたせいでしょうか、良く咲きます。

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バラ あおい 2018年の記録

 バラあおいの2018年の記録を記します。

 あおいはF&Gローズの一つ。切り花として使って良し、庭の景色に使って良しのバラです。

 私は、2012年の国際バラとガーデニングショウでみさきを見て一目ぼれ、その場で衝動買いしました。買った株は枯らしてしまいましたが、挿し木苗が残っていてそれを地植えしています。

 

 2018年4月14日

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 あおいは、もうつぼみをたくさんつけています。毎年たくさん花をつけるので、今年は中心の一番大きな蕾を摘み取りました。こうすると、花が一斉に咲いて奇麗になると聞いたことがあります。

 そして花の蕾を狙ってバラゾウムシが枝先についています。よく見ると、蕾がいくつか枯れています。春の蕾を枯らされるのは寂しいので、殺虫剤を枝先にだけかけておきました。使った殺虫剤はベニカXファインスプレー。

住友化学園芸 ベニカXファインスプレー 1000ml

住友化学園芸 ベニカXファインスプレー 1000ml

 

 

2018年4月21日

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  あおいは順調に育っています。

 先週ベニカXファインスプレーを枝先にかけたおかげで、花のつぼみも元気に育っていて、上の写真は一枝についたつぼみです。数えたら27個ありました。咲いたらちょっとした花束のようになると思います。

 

2018年5月3日

 

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もうすぐ咲くあおい

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もうすぐ咲くあおい その2

 あおいもそろそろ咲きそうです。

 今年は中央の花のつぼみをあらかじめ摘んでおいたので、一斉に花が咲くと思います。

 

2018年5月6日

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あおいが咲きました。この和風な花色が好きです。

 

2018年5月13日

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満開の あおい

 あおいは満開です。房咲きになるあおいは、一枝でブーケのようです。そのブーケがいくつも並ぶ様子は圧巻です。毎年のことながら、ほんとによく咲く。

 

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かくれんぼ

 あおいは、極細い枝にも花を付けます。枝が十分伸びなかった細い枝についた花は、株の中に埋もれるようにひっそりと咲いています。

 

 2018年5月19日

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満開の あおい

 あおいは満開の時期になりました。一枝に咲く花の数が多いので、花がキューキューに密集して写真のようになります。古い花は色が抜けて白っぽく、新しい花は色が濃く、グラデーションができます。このグラデーションが楽しい。

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もう一つ あおいの写真

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花の投げ込み

あおいの一枝が折れていたので、それは摘んで花瓶に投げ込みました。
 

2018年6月8日

  あおいの一番花は終わり、花後剪定も随分前に済ませています。今年は、例年より深めに剪定しています。今年伸びた枝の4分の3を切り取るくらい。

  気付けばベイサルシュートが伸びていました。ちょっと嬉しい。

 

2018年9月8日

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あおいの秋バラのつぼみ

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今日にも咲きそう

 9月に入り幾分涼しくなってきました。最高気温は30度を越えますが朝夕は25度程度と随分過ごしやすい。過ごしやすいのはバラも同じで、あおいはどんどん花芽を付けていきます。早いものは今日にも咲きそうです。
 作業記録によると2週間前(8月25日)に夏剪定をしたのに、ちょっと早いなぁという印象。これもあおいが元気ということだと思い、良いことにします。

kota.hatenablog.com

 

 2018年9月9日 

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あおいの秋バラ?

あおいが咲きました。秋バラと呼んでいいのか?やっぱり夏バラ? 

 

2018年9月30日

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あおいは細い枝にも花をつけます。花の重さで枝がしなだれます。

 

2018年10月8日

 台風の雨が上がった朝にあおいを見ると、雨の重さで枝が下がっています。花が下を向いても、あおいはその花色が素敵でそのままで美しい。

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2019年1月20日

 年を越したのにまだつぼみが残っています。このつぼみは咲くのかな、蕾を諦めて冬剪定した方が良いかなぁ、悩みます。

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2019年2月2日

 今朝はひどく寒い。車のフロントガラスは霜をかぶっている。そんな中で、あおいが咲いていました。あおいもうっすら霜をつけています。

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うっすら霜のついたあおい

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花は二つ咲いている

 

 

バラ みさき 2018年の記録

 バラみさきの2018年の記録を記します。

 みさきはF&Gローズの一つ。切り花として使って良し、庭の景色に使って良しのバラです。

 私は、2012年の国際バラとガーデニングショウでみさきを見て一目ぼれ、その場で衝動買いしました。今年で7年目の株です。今年は9号鉢に植えています。

 

2018年4月12日

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 みさきは多くの花をつける品種です。花が多すぎて枝が下がってくるほど。上の写真は、今のみさきの様子。一つの枝に7つの花のつぼみがついています。今年もいっぱい咲きそうです。

 

2018年4月29日

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 みさきのつぼみがたくさんついています。上の写真は一枝を撮ったものですが、20近いつぼみがついています。みさきの花は花びらが多いため、これだけの数の花が咲くと見事な景色になります。

 

2018年5月13日

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咲き始めた みさき

 みさきが咲き始めました。パウダーピンクのみさきは可愛い感じです。

 

2018年5月19日

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パウダーピンクのみさき

みさきが咲きました。しかし、蕾が多すぎて一部の花は小さく弱々しい。頑張りすぎだよ、みさき。

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みさき、あおい、ジュビリーセレブレーションの投げ込み

花数を減らすため、みさきを切り取って花瓶に投げ込んで部屋に飾りました。

 

2018年6月9日

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みさきの様子

 今の様子を写真に撮りました。一番花の後の剪定を深くしたため高さは低めです。

2018年8月15日

 気づいたらみさきとシェエラザードとジュビリーセレブレーションが咲いていました。摘んで部屋に飾っておきます。

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2018年9月30日

  みさきが秋花を咲かせています。もうすぐ台風がくるので、風にあおられないように花を摘んでおきました。

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2018年10月12日

 今年のみさきは良く咲きますが、咲きすぎのせいでお疲れ気味です。

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バラ レディエマハミルトン 2018年の記録

 デビッドオースチンが作出したイングリッシュローズのレディエマハミルトンの2018年の記録を残します。

 レディエマハミルトンは購入してから5年目の株で、地植えにしています。毎年たくさんの花を咲かせ、香りも強く、名バラだと思います。

 

2018年4月8日

 今年も順調に枝を伸ばしています。

 

2018年4月14日

  いくつか花芽も出ていましたが、枝をピンチしました。いつもの年と違ってこの時期にピンチすると、株がどうなるか見てみたいため。

 

2018年5月13日

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花芽が出始めたレディエマハミルトン

 春のソフトピンチで花が遅れていたレディエマハミルトンですが、花芽が付き始めました。ソフトピンチをしたおかげで株が充実して、元気です。

 

2018年5月26日

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咲き始めたレディエマハミルトン

 毎年のんびり咲き始めるレディエマハミルトン。他のバラは、一番花が終わったこの時期に、やっと咲き始めました。他のバラが二番花を咲かせるまで、レディエマハミルトンが楽しませてくれそうです。

 

2018年5月27日

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レディエマハミルトンが咲きました。

 

また、もうすぐ開きそうな蕾を摘んで花瓶に投げ込んで、部屋に飾ります。写真は、ジュビリーセレブレーション・シャリファアスマ・レディエマハミルトン。

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2018年5月28日

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イングリッシュローズ3つ

昨日つぼみを花瓶に投げ込んだものが、一日で見事に開花しました。イングリッシュローズのシャリファアスマ・ジュビリーセレブレーション・レディエマハミルトン、どれも香りが強い。

 

2018年6月2日 

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レディエマハミルトン

レディエマハミルトンが綺麗に咲きました。このオレンジ色が好きです。写真の撮れる週末に綺麗な花が咲いていてラッキーでした。 

 

2018年9月29日

  今年は秋花も良く咲きます。殺虫剤を撒いていないため、花が虫食いだらけですが、まぁそれも良いと思っています。

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バラ ジュビリーセレブレーション 2018年の記録

 デビッドオースチンが作出したイングリッシュローズのジュビリーセレブレーションの2018年の記録を残します。

 ジュビリーセレブレーションは購入してから5年目の株で、地植えにしています。毎年たくさんの花を咲かせ、また香りも強く、名バラだと思います。

 

 

2018年4月8日

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 今年も順調に枝を伸ばしています。

 

2018年5月3日

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大きく咲いたジュビリーセレブレーション

 ジュビリーセレブレーションが咲き始めました。毎年のことですが、春の花はでかい。香りも強く、優秀なバラです。

 

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イングリッシュローズ3つ

 咲いていたイングリッシュローズを摘んで部屋に飾りました。左からムンステッドウッド・ジュビリーセレブレーション・シャーロットオースチン。どれも香りが強いので、部屋に飾っているとルームフレグランスのようです。

 

2018年5月13日

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雨のジュビリーセレブレーション

 ジュビリーセレブレーションは、一斉に咲くのではなく一つ、また一つと咲いていきます。その分長く花を楽しめます。今日は雨の中綺麗に咲いています。

 

2018年5月27日

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  もうすぐ開きそうな蕾を摘んで花瓶に投げ込んで、部屋に飾ります。写真は、ジュビリーセレブレーション・シャリファアスマ・レディエマハミルトン。

 

2018年5月28日

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イングリッシュローズ3つ

昨日つぼみを花瓶に投げ込んだものが、一日で見事に開花しました。イングリッシュローズのシャリファアスマ・ジュビリーセレブレーション・レディエマハミルトン、どれも香りが強い。

 

2018年6月25日

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ジュビリーセレブレーションが2番花を咲かせていました。最近雨が多いため、あまりバラのことを見ておらず、気が付いたら咲いていたという感じです。春の花は大きいのに、2番花はとても小さく、ミニバラのよう。それはそれで可愛い。

 

2018年8月5日

 連日35度越えの日が続く中、ジュビリーセレブレーションが咲いていました。摘み取って部屋に飾りました。暑い中無理して咲いただけに小さい花です。

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2018年8月15日

 気づいたらみさきとシェエラザードとジュビリーセレブレーションが咲いていました。摘んで部屋に飾っておきます。

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